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源平観戦日記


第10話 面影の父

■もう10話ですかー! でも、今おそらく義経は高校生くらいの年齢。あと13・4年で死んじゃうことを考えると、結構急ぎ気味なのかな?

■今回は次が気になりますー。泰衡をどこで見つけるのか、楽しみ。次回予告を見る限りでは、泰衡は崖下にいて義経がその下に駆け下りる……という逆落としの伏線のようですが。
泰衡の性格は、きっちり後の伏線になってますね。覇気を出しそびれて自分のなかで溜め込んでしまうタイプのようで。義経主人公の学習漫画とかでは陰湿な悪者扱いが多いので、こういう解釈なのは嬉しいな。
■性格といえば、義経の性格づけはいよいよはっきりしてきました。
タッキーにもう少し演技力があって「キラキラしている」ときの姿を見せられたら、みんなが引き付けられる説得力が増すんだけどなぁ。そこが弱いので、本来狙ってる「天然でおっとりしてるけど、いざというときの瞬発力と輝きがすごい」という義経の天才性がイマイチ出てない気がします。惜しい。
今は「なんとなくほっとけない」タイプに見えちゃいますね。周りの人物たちがセリフで説明してくれないと伝わらない。
■それにしても、秀衡とのやりとりは、「ほっとけないちゃん」全開でしたね…

「死んだお父さんみたいです」って、すげー殺し文句。

オヤジキラーですよ義経。おばちゃんびっくりしたよもう!
あのあと、うつぼが義経に優しくされてニコニコしてるシーンがありましたが、わたしゃ心の中で
「うつぼ…それ、恋愛感情じゃないから。義経は相手が男でも同じ対応だから。」
とつぶやきました。女に誤解をさせる男だよ義経…。
■義経主従は今回も仲良しでしたね。駿河次郎が、船に乗ったところで義経に「異国への夢を諦めぬ事だ」と言われたときに見せた表情が好き♪(しかしタッキーの滑舌のせいで「諦めることだ」にも聞こえたところはイタい)
こういう縛りの多い時代だったら、まぁムリだろうと思っている自分の夢に対して、「まだがんばれるよ」って励ましてもらえたら、本当に嬉しいんだろうなぁ。前回の伊勢三郎にしても駿河次郎にしても、死ぬまで義経についていく、その理由は描けてると思いました。「御恩と奉公」じゃない主従の結びつきが良い。義経も鞍馬時代に比べるとニッコリするシーン増えましたしね。
……そうそう。この先の義経主従の運命を思うと、前回の伊勢三郎も今回の駿河次郎のシーンも、なんだか泣けてきます。今の平泉編って、「新選組!」における多摩時代のようなものですものねぇ。

■ここ2回くらい、感想がずいぶん書きやすくなった気がします。説明しなきゃいけない前提情報を消化し終えて、いよいよ話が動き出したからでしょうね。次回も楽しみです。
あっ、次回(第11話)って維盛の青海波のご披露じゃないかー♪
by mmkoron | 2005-03-13 23:37 | 大河ドラマ「義経」

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