源平観戦日記


第3話「源平の御曹司」

■いやー、今回はあれですね、めっちゃ中学生日記とか明日へジャンプとかそんな感じでしたね。
最近はダメ主人公の成長モノよりも、ダメ主人公がダメなまま愛されたり、最初からスペックの高い主人公だったりするマンガやドラマが多い気がしますが、やっぱ私はこういう王道がすきだわぁ。
今回の見所は、以下のとおり。

1)清盛君の成長
西海の用心棒的なことをして、「野良犬として自分」の自負心を満たしてた清盛ですが、自分の未熟さを思い知ります。中学生日記とかで

街で暴れる不良をやっつける!っていって、ケンカ騒ぎを起こして、補導。
パパと親戚一同が迎えに来て、もみ消してくれる。
自分は正しいことをしてるのに!と噛み付くが、お前が暴れるから不良も暴れとるんじゃと言われて、しゅん。
さらに、親戚一同が自分のせいで口論をはじめ、継母が泣き出して、しょんぼり。
結局大人の力を借りないとまだ一人では何も出来ない子どもだと思い知らされるのであった。


みたいな話ってありそう(笑)。まさにそんな感じ。
乳父は責任感じて男泣きして死のうとするし、継母は「私の子どもなんです!だから責めないで!!」って号泣するし、弟は「ママのためにもお兄ちゃん家で一緒に暮らそう」って半泣きだし、清盛たいへん。
周りがテンション高すぎて、何も言えなくなっちゃうところとか、リアルでした。中学生くらいの男の子って、あんな感じですよね。
言いたいこと言わせようとおもったら、1対1で根気づよく引き出さないといかん年頃ですよね。あのハイテンション&参加者多数な家族会議では、まぁ何も言えんわ(笑)。
■盛康が、「申し訳ございませんー!!」って土下座するたびに叫びが悲痛になってくとこが、かわいそうなんだけど笑っちゃった。この乳父さんも大変っすね。もし病死したら、死因は明らかにストレスだと思うわ。
■義朝との競べ馬のあと、ボロボロと言葉が出てきたところは、よかったねぇーと思いました。鱸丸たちに対しては自分が従えてるっていう自負があるから、弱音は吐けない。ようやく対等な友達(ある意味)ができたんでしょうね。
ゆくゆくは命のやり取りをすることになってしまうわけですが。そう考えると、顔見知りと殺しあわなきゃいけないって、今の時代の「戦争」とはまったく違う厳しさがありますね。保元の乱・平治の乱の悲惨さって、戦国時代とかとも違う気がする。

2)義朝との出会い
■最初、義朝が一方的につっかかってきて、清盛が微妙にキモがってるのが面白かった(笑)。
義朝はクールでドライな雰囲気なんだけど、でも、清盛の舞を見て一方的にライバル認定して、一方的に「あいつに勝つために」と努力を重ね、でもって一方的に幻滅してるわけですから、この人も十分面白いヤツですね。最後の、「振り返らなかった」のシーン、いいわぁ。
お父ちゃんがすぐ顔に出しちゃう人な分、こっちは表面的にはクールに振舞うタイプになってるのかな。
■西行こと義清も初登場でしたね。でも、何か説明あったっけ? 特に名前とか立場とかちゃんと出てきてなかったような。いまのところ、義朝と義清の区別って、クールっぽくて内面を出さない人なのは同じで、風流なほうが義清…って違いくらいしかつかないんだけど、この先どうなるのかな。わくわく。
■西海の海賊退治に自分の居場所、自分を必要としてくれる場所を見つけたつもりが、実は邪魔な存在だったことを突きつけられて、打ちひしがれる清盛。お父さんに、「清盛は一門に必要不可欠」と言われても意味を見出せない。でも、義朝のライバルになることで、ようやく自分の等身大の立ち位置を見つけられたわけですね。この年頃って、親兄弟じゃなくて、対等な友達でしか救えない部分って確かにありますよね。自分の昔のこととか思い出して、胸が熱くなったよー。いや、私は荒れてはいませんでしたが(笑)。

3)たまこ様がむしろもののけ
たまこ様絶好調です。すべての攻撃が一切通じないモンスターです。天然が最強ってほんとなんだな。
鳥羽院は激昂してましたが、私だったらむしろ気味悪くてドン引きしちゃうかも…。
毎回堀河さんが「あいたー」って表情するのに共感してます。彼女の今のところの存在意義ってそこだよね。

4)その他感想
・上川さん、漁民の子にしては物腰が上品すぎる。かっこいいんだけど。
・清盛の「よわいものいじめするんじゃねーよ」は、昔のヤンキー漫画みたいで胸が熱(以下略)
・家盛と清盛の会話は、ほのぼのするなぁ。清盛も、家盛はかわいいんだね。
・家成さん、ちょっと演技が変わった? 早口気味になった気が。
・清盛の郎党たちが「ここが都かぁー」って走り回ってたとき。露店の品物を手に取ったら、店のおばちゃんに「しっ、しっ」ってされてたんだけど、そのときの手の動きが、払う感じじゃなくて、手のひらを向けて押すような動きだった。あれ、何か出典があるジェスチャーなのかな。明らかに意図的にそういうしぐさにしてる感じだったので、気になった。


今回は、話が「清盛の成長」に集約されてたので、話がスッキリして、時間が過ぎるのが早く感じました。次はいよいよ「殿上闇討」ですね。「平家物語」の世界に入ってきた感じがして、嬉しい!
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by mmkoron | 2012-01-23 00:20 | 大河ドラマ「平清盛」

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