源平観戦日記


「義経英雄伝 修羅」レポート 平家復興まで何マイル?

PS2/FROM SOFTWARE/4980円/2005年発売
ネタバレありです。注意!


■ついに発売されました「義経英雄伝 修羅」。どきどき期待してました。
手堅い作りで、ファンタジー要素入りがちな源平モノジャンルのなかで、このゲームは比較的硬派なのです。今回、わたくし的見所は
 1)平家シナリオがあるらしい
 2)登場人物に重衡加入
の2点につきます。こうなったら私の望みはただ一つ。

重衡を生かしたままで平家でてっぺん獲る。

やりましょう、やってやりましょう。かくして私のゲームライフが始まりました。
■前作からのデータコンバートができるので、義経主従でプレイするぶんにはラクチンです。
しかし、平家の皆さんは初期値から育てるしかありません。
私、そりゃもう慎重に育てました。以仁王の面を練習台になんどもプレイしました。
何回以仁王に死んでもらったかわかりません。
そういえば、このゲームの頼政って弓使いなんですよね。ちゃんと平家物語してて、嬉しい。
■そうするうちに、私がせっせと育てていた4人、「知盛」「重衡」「教経」「敦盛」の4人がなかなか強くなりました。もう以仁王をサクっと倒せます。
いよいよ、ターニングポイントと思われる章「須磨に散る桜」攻略のときです!

と思ったらキャラ選択で重衡と敦盛が選べねー。

ぎゃああ、しまったあああ。どうやら一の谷敗残メンバーは選べなくなってるらしいのです。
とりあえず、教経と、あとは敦盛と同じく弓兵なので使い勝手が比較的良い時忠おじさんを呼んできました。大将は知盛です。さあ出陣だ!
■レベル上げしてたので、楽勝です。目の前に熊谷直実がいたので、早速ボコります。こいつを倒しておけば、敦盛も死なずに済むかしら。さらに奥へと進んで源氏を倒す。
で、敵がいなくなったので、急いで崖のふもとにいる重衡のところに戻りました。
重衡は「もう我々の勝利は確実」と余裕かましてます。

この台詞、なんだかイヤな予兆だな。

ところでこのゲームの重衡、末っ子っぽくてなかなか良いです。
「お油断めされるな」ってたまに言ってくれるんですよ。
「ごゆだん」じゃなくて「おゆだん」。なんか可愛い。
そんな重衡から目を離したくない私ですが、そのままくっついててもシナリオが進まないようなので、ちょっと離れてみました。そしたら、しゅたたと伝令が。
「本陣に義経が! 重衡殿は捕らえられ、敦盛殿は討死なされました!」

げげーっっっ!

敦盛速攻で死亡です。なぜだ、熊谷は確実に殺ったのに…!
あんなに手塩かけてレベル上げてアイテム与えて育てたのは、
こんなところで犬死させるためじゃなーい!!
せっかくゴルゴ並みのスナイパーに育て上げたのにっっ。
ああもうショックですが、とりあえず崖下へ馳せ参じます。いつの間にか勝利条件に「義経撃破」だけでなく「退却」という条件が加わってます。

誰が逃げるか。

こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・おくべきかぁぁーっっ!!
魔太郎モードで、まみころ操作の知盛は義経勢に突っ込んでいきます。おそるべし怒りパワー。義経をなんなく馬上から突き落としました。もうあとは乱戦です。乱れ飛ぶ毒矢(by時忠おじさん)、知盛は怒りのあまりぐるぐる薙刀を振り回し、人間扇風機状態です。もはや教経より荒れてます。絶対「無駄な殺生をするな」とか言い出しそうにない知盛です。
そうして、レベル上げの成果もあってか、義経を撃退……と思ったら、義経死んじゃったよ!!
いよいよこのゲームが史実から逸れたIFモードへ入るようです。義経自体は嫌いではなく、むしろ好きなのでなんだか複雑です。


■次の面では、知盛は京都に潜入し、行家と対決です。勝利条件が「行家撃破」と

…「重衡の救出」。

えっ、助けられるの!? やばい、私ドキがムネムネして参りました。敦盛はもう選べなくなっちゃったので、今回も教経と時忠と、大将知盛で出陣です。
しかし、私は心躍るあまり、重衡が囚われている場所をわかってませんでした。マップで★印のついたところに行けばいいんだろと思ったのに、あれ、重衡がいない。
うろうろしてたら、突然画面が変わり、

重衡「もはや未練はない…(バタッ)」

ぎゃあああああああああああああ死んでしもたぁぁぁぁぁぁ!!!!
絶望にまかせて知盛は残虐行為に及び、その後京中を駆け回って源氏勢を毒矢と薙刀扇風機の凶刃のもとに葬り去ったのでした。
■さて、気を取り直して再挑戦です。
今度は重衡がどこにいるかもわかってるので、大丈夫。
今回の知盛は極端なので、もはや源氏勢には目もくれず、さらりさらりとディフェンスをかわすキャプテン翼くんのような軽やかさで重衡が追い詰められてるところへ急ぎます。
音楽もやたら感動的で、気分が盛り上がる盛り上がる。

待っていてくれ重衡…。もしまたきみが死んでしまうようなことがあったら、
今度は3秒だって待たせやしない!(訳:即リセットです)


そして、源氏勢に今まさに始末されようとしている重衡の前に参上。
「兄上!」
重衡が寄ってきてくれます。じーん。
「生きてまた兄上に会えるとは…」
さらに近づいて来ます。
ああ。ほんとうにこうなればよかったのに。不覚にもうるうる。
今私はもうれつに感動してます。脳内で勝手に「兄上」を「まみころ」に変換してます。
「一度なくしたこの命、平家のために使いましょうぞ!」
感動です。あまりのけなげさに抱きしめたい衝動に駆られますが、そんなボタンはありません。切るかジャンプするかしかできないのですこの知盛は。
■さぁ、重衡を無事回収したし、あとは
重衡を虜囚の身にした行家&範頼へのおしおきターイム
知盛はくるりと背を向けるとだかだかと二人のもとへ走り、二人を毒矢と薙刀扇風機の以下略。
この面で範頼と正面衝突している家長を救援すると、次の面から仲間になってくれます。忍者風のキャラなんですよ。そのへんもウマいですな。


■次の面は、富士川で梶原景時と対峙。西と東に陣を張る、経盛&教盛おじさまの救援も重要な勝利条件です。しかし、レベルを上げてた重衡を取り戻したまみころ知盛には、もう梶原など敵ではありません。義経の仇討ちに燃える与一ごと葬り去りました。

■最後は、鎌倉です。今度は序盤に静が出てきます。義経への愛の証に戦ってるようです。
なんだか男3人で直接ボコボコにするのも気の毒だったので、50M手前から一斉射撃で倒しました。(←余計にえげつない)
このゲーム、弓兵は非常に重宝します。知盛は薙刀、教経は刺又で、重衡は太刀なんですけど、重衡は思ったより扱いづらいんですよ。でも、命令出したときの「重衡にお任せあれ!」がさわやかなので、ついつい連れまわして命令してしまうのでした。
■鎌倉の面は、最後は鶴岡八幡宮で頼朝と対決です。
勿論知盛が勝ったのですが、肩透かしな展開でした。知盛らしいといえば知盛らしいのかな。
親子2代でツメが甘いというか…。
■で、感想ですが。

義経が血まみれで血に伏すところと、重衡が駆け寄ってくるところは、
平家好きにとっては感動的。


敦盛も死なないルートがあると良かったんですけどね。敦盛も可愛いんですよ、命令したときの反応とか、ハキハキしてて少年ぽくて。
私が描く敦盛はちょっとツンとしたイメージなんだけど、このゲームの敦盛は柴犬系ですね。
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by mmkoron | 2005-11-01 00:56 | ゲーム

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