源平観戦日記


<   2005年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧



第12話「驕る平家」 

■21時15分。出張から家路に急ぐ私にお友達から電話が。
何があったんだろう、「あんたの家、燃えてるよ」とかそういう用件だったらどうしようー! とハラハラしつつ折TELしたら、「いや、たいしたことじゃなかったの、大河観たから」とのこと。

まみころ「えっ、今週の大河、何かあったの??」
友人「ほら。先週の予告で、『五足が斬られた!?』とか思ったじゃない?」
まみころ「うんうん」
友人「あれ、別人だったよ。斬られたのは違う人。」
まみころ「そうなんだー。五足死ななくてほっとした?(※友人は五足好き)」
友人「………でも、ある意味私の中で五足は死んだよ。」
まみころ「えっ、どうしてどうして?」
友人「………」
まみころ「……ひょっとして、禿髪になった?」
友人「ううう、さよなら五足……」

というわけで、今週のテーマは「グッバイ」です。グッバイ重盛、グッバイ盛子、グッバイ裸エプロンならぬ裸狩衣の五足…。
■あとは、痛いシーンが多かった。手首とアタマ。目を背けてました。ぎゃー、思い出すだけでいたいよーいたいよー!!

■今回、義経の出番は冒頭と末尾だけでしたね。でも、義経チームは仲良さそうでいいな。カッチリした佐藤兄弟と、小汚い三郎たちとの凸凹振りも微笑ましい。「100騎が10騎になっても…」と唄ってる彼らが、この先、一つ処で死ねなかったことを思うと、ホント切なくなります…。
■あ、そうそう。義仲初登場でしたね! 思ったより粗野なカンジじゃなかった。
義経に手を振ったときのりりしい表情と、巴に追いかけられてたときのトホホぶりのギャップが楽しかったです。巴、配役が発表された当初は「えーっ」って思ってたけど、その後の大河ムックでの小池栄子が語る抱負を読んで、好感度上がってたんですよね。今日の雰囲気を見る限り、抱負に違わないのではないでしょうか。良い感じになってたと思います。

■楽しげな義経主従に対して、今回の平家は絶頂と転落への兆しの両方を見せてましたね。
重盛役の勝村氏、病人の役がうまいー。宴席でだるそうにしてる演技が!!
ああー、どういうふうにだるいのかわかるわかるー!!って思いましたよ。上手だー。
宴席のシーン、平安時代を扱ったドラマでは滅多にお目にかかれない食事シーンが! 今回の大河って、当時の芸能とか日常の暮らしを再現している部分も多くて、歴史ファンとしてはそこも楽しいですね。
衣装も、夏の直衣と冬の直衣をちゃんと分けてるし、衣食住をできるだけいろいろ見せようという心意気が嬉しい。
今週の清盛が胴巻の上に着てた衣装も面白かった。あれってどういう生地なんだろう??
■平安時代のお食事は、資料集とかで見ると全然おいしそうに見えないんですけど、どうしてだかしら、ドラマ中ではおいしそうに見えました。
知盛がモリモリ食ってたからかしら。あの食べっぷりは社食でヒレカツ定食食ってる独身サラリーマンだ…
そういや、頼盛って最近見ないですね。どうしちゃったのかしら。都落ちのあたりでまた出てくるのでしょうが。

■ニューフェイスとしては、安徳天皇と、あとは清宗が登場しましたね。安徳天皇が出てきたということは、

平家滅亡まであと8年

というカウントダウンが始まったことでもありまして、なんか重いものがズーンときました。
ここで栄華を極めているあなたもアナタもあなたもみんなみんな、西海に消えてしまうのね…と。ふぅ(嘆息)。
■次回はいよいよ以仁王決起ですね。予告を見る限り、平家の公達の葛藤も描かれるみたいで、楽しみです。
[PR]
by mmkoron | 2005-03-27 22:51 | 大河ドラマ「義経」


第11話「嵐の前夜」

■土日に出張に行ってたのですが、キオスクで見かけた「モーニング」で惣領冬実がチェーザレ・ボルジアの漫画を連載開始してて、早速購入してしまいました。
チェーザレ、高校生のころから好きなんですよ。好きがずっと続いて、会社に入ってからついに念願のヴァティカンにも行きました。「ボルジアの部屋」でほわわわ~んと目がハート!
そんなわけで、コミックスになるのが今から楽しみです。ピサの大学での話から始まってるあたりは、なんとなく塩野七生『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』を彷彿させます。
そういえば「七生」ってカッコいい名前ですね。楠木正成の「七生報国」みたい。

■のっけから余談ですみません。そんなこんなで遅ればせながら第11話感想です。
■義経たちの嵐の奥州から始まりつつ、タイトル自体は平家の状況のほうにかかってるとは、なかなかにニクいですな。
のびてる泰衡にお水をあげるシーン、口移しだったらどうしようと心配しましたが、ちゃんと水筒から飲ませててほっとしました。(いらん心配するな!)
泰衡がどんだけ心細かったか伝わりましたよー。泰衡って、ちょっと心弱くてピンチに弱い人なんだろうなって。これも後々の伏線なんですかね。
帰ってきたところで、みんなが義経にアタマを下げるシーンも良かった。お母さんが前にいざり出てきて平伏するのも動きがキレイでしたね。あのお母さん、何気に目立ってますが、どなたなんでしょ?
■今回、義経主従はいろいろ動きがありました。
まずはうつぼ離脱。上戸彩、心から叫ぶようなシーンでは声に生命力が足りないので、なんとなく勿体無い印象でしたが、でもセリフ自体が良かったのかな、「うそだからね!」はうつぼ可愛いくて可哀想な子だと思いましたよ。
川を下るシーンでの手を振る義経のアップ。画面から切れてたけど、

きっと隣の弁慶は満面の笑顔だったのでしょう。


「達者でなー二度と来んなよー」という弁慶のウキウキした別れの言葉が聞こえそうです。
ところで、喜三太ってうつぼが好きなのかな? 匂わせる描写多いですよね。
「新撰組!」における 平助→ひで のようなカンジなのかしら。
……都にのぼったところで、義経の振りして白拍子と豪遊とかしたらどうしよう!!
■義経チームのもうひとつの見所は、佐藤弟合流。いいですねー青春ですねー。
夕日の土手で殴りあったあと、草っぱらに寝っころがって

「さっきのパンチ。効いたぜ。」
「お前もな。ハハハ。」


と言うのと同じノリでした。そうか、「義経」の世界では幼少時といい、男の子は相撲で交流するのね!

■義経サイドはそんなところでしょうか。
平家側も激動でしたね。一番印象に残って忘れられないのは

キャーキャーとギャル化してる後白河法皇

です。流石の演技です。陰険な策士を自負しつつ臆病、というキャラが見事再現されてますね。後白河院ってああいう時代のああいう特殊な立場だからこそ……という人物で、現代に生きる私たちにはとらえどころのない印象があったのですが、大河を観てると、「ああ、そういう人なのね」と納得しちゃいます。
新しモノ好きでキャピキャピしたギャルっちいトコロと、陰湿で保守的なドロドロしたところが相反することなく共存してる。
■そんな後白河もキュピキャピやってましたね、泥塔つくり。
実際は指で形を作ったらしいのですが(六波羅蜜寺のガイドさんが言ってた)、ドラマでは型にはめて作ってましたねー。
ドラマ中では女性たちが作ってましたが、男性陣が作るところも観たかった!!

知盛「重盛兄上、すばらしいフォルムの泥塔ですね!」
重衡「私もそう思います!」
宗盛「(負けじと)私も、作ったぞ、そら!」
知盛・重衡「………つくり直されたほうがよろしいかと。」
宗盛「!!……私は弟達どころか泥にまで嫌われている……!」

とか(笑)。

■それとそれと、今回最も楽しみにしてたのは、維盛&資盛の「青海波」!! なのに、


………出番少なっ!!


えーっ、あれだけですか! 大河ムックではかなり前から練習してるようにかかれてたので、もっと長時間やってくれるんだと思ってたのに。それとも、練習しても全然うまくならなくて、結局ああいう出し方するしかなかったとかでしょうか。
うー。維盛が熊野に行くあたりで、「かつてはあんなに華やかな貴公子だったのに…!」と、回想シーンでもっと観られることを期待します。無理かなぁ。
■うーん、1週間遅れで書く感想ですが、なにか書き忘れないかな。大丈夫かな。
思い出したらまた追加します。
[PR]
by mmkoron | 2005-03-27 21:51 | 大河ドラマ「義経」


第10話 面影の父

■もう10話ですかー! でも、今おそらく義経は高校生くらいの年齢。あと13・4年で死んじゃうことを考えると、結構急ぎ気味なのかな?

■今回は次が気になりますー。泰衡をどこで見つけるのか、楽しみ。次回予告を見る限りでは、泰衡は崖下にいて義経がその下に駆け下りる……という逆落としの伏線のようですが。
泰衡の性格は、きっちり後の伏線になってますね。覇気を出しそびれて自分のなかで溜め込んでしまうタイプのようで。義経主人公の学習漫画とかでは陰湿な悪者扱いが多いので、こういう解釈なのは嬉しいな。
■性格といえば、義経の性格づけはいよいよはっきりしてきました。
タッキーにもう少し演技力があって「キラキラしている」ときの姿を見せられたら、みんなが引き付けられる説得力が増すんだけどなぁ。そこが弱いので、本来狙ってる「天然でおっとりしてるけど、いざというときの瞬発力と輝きがすごい」という義経の天才性がイマイチ出てない気がします。惜しい。
今は「なんとなくほっとけない」タイプに見えちゃいますね。周りの人物たちがセリフで説明してくれないと伝わらない。
■それにしても、秀衡とのやりとりは、「ほっとけないちゃん」全開でしたね…

「死んだお父さんみたいです」って、すげー殺し文句。

オヤジキラーですよ義経。おばちゃんびっくりしたよもう!
あのあと、うつぼが義経に優しくされてニコニコしてるシーンがありましたが、わたしゃ心の中で
「うつぼ…それ、恋愛感情じゃないから。義経は相手が男でも同じ対応だから。」
とつぶやきました。女に誤解をさせる男だよ義経…。
■義経主従は今回も仲良しでしたね。駿河次郎が、船に乗ったところで義経に「異国への夢を諦めぬ事だ」と言われたときに見せた表情が好き♪(しかしタッキーの滑舌のせいで「諦めることだ」にも聞こえたところはイタい)
こういう縛りの多い時代だったら、まぁムリだろうと思っている自分の夢に対して、「まだがんばれるよ」って励ましてもらえたら、本当に嬉しいんだろうなぁ。前回の伊勢三郎にしても駿河次郎にしても、死ぬまで義経についていく、その理由は描けてると思いました。「御恩と奉公」じゃない主従の結びつきが良い。義経も鞍馬時代に比べるとニッコリするシーン増えましたしね。
……そうそう。この先の義経主従の運命を思うと、前回の伊勢三郎も今回の駿河次郎のシーンも、なんだか泣けてきます。今の平泉編って、「新選組!」における多摩時代のようなものですものねぇ。

■ここ2回くらい、感想がずいぶん書きやすくなった気がします。説明しなきゃいけない前提情報を消化し終えて、いよいよ話が動き出したからでしょうね。次回も楽しみです。
あっ、次回(第11話)って維盛の青海波のご披露じゃないかー♪
[PR]
by mmkoron | 2005-03-13 23:37 | 大河ドラマ「義経」


第9話「義経誕生」

■今日は仕事に行ってて、自宅最寄りの駅に着いたのが19時50分だったんです。
走りましたよ。夜の住宅街を全速力で(でも遅い)。息も絶え絶えに観たので、冒頭3分くらい記憶になくて、録画を見直しました。
ところで、今週のポワロとマープルは誰が犯人だったんですかね。そもそも何の事件だったのかもわかんないよ前編だけしか観てないから。

■今週は1点集中で感想を書こうと思います。テーマはカニ。
初登場シーンは、「あれっ、ナンチャンってひょっとしてあまり巧くない??」と心配になりましたが、進むごとにいいカンジになってましたね。
私、ナンチャンが演技してるのを観るのは「七人のおたく」以来です。友達にウッチャンナンチャンFANの子がいましてね。映画観に行きました。
■はっ、思い出話をしてる場合ではなく!
今回で、喜三太、弁慶、伊勢三郎、駿河次郎とまるでRPGのように仲間が増えたわけですが、特に喜三太と伊勢三郎が良かった。
今まで所在なくて寂しいのは遮那王のほうだったけど、この二人は遮那王以上に寄る辺なく寂しいんですよね。今まで居場所を探す側一方だった遮那王が、今度は自分が誰かの居場所になるという経験を何度か重ねる。そういう時期に烏帽子親なく元服する。
このあたりの展開はベタベタだけど、でも好きです。
駿河次郎との、男のロマンで共感し合っちゃうのも良かった。なんだか3人との出会いが良かったから、弁慶合流がちょっと影薄くなっちゃいましたね。
ようやく「義経」というタイトルのドラマが動き出したと感じました。「宮尾本平家物語」じゃなくて、「義経」が。
この先の佐藤兄弟との出会いも楽しみです。

■ところで。
やっぱりそうなんだなーと思ったのですが、このドラマでの義経は、活発でやんちゃな若者ではなく、どちらかというと考え込んで立ち止まりがちな若者なんですね。
最初、タッキーの演技力が足りないからそう感じるだけなのかと思いましたが、伊勢三郎に対してのリアクションで、ああ、こういう性格づけなのかと思い直しました。
他人に対して働きかけるときに、自分が意思決定していいのか躊躇しちゃうタイプなんですねぇ。
まぁ、育った環境が環境だけに、納得。反抗期なさそうな子でしたもんねー(^^;
お寺での覚日や兄弟子たちとのお別れのシーンもよかった。覚日は、前回、別れが確定して感極まってる様子も良かったけど、今回の言葉も愛情がしみこんでくるカンジでよかったですね。
しかし手前側の兄弟子が表情固まってて恐かったっす。奥の兄弟子が微笑んでたから仲良しだとはわかったが、最初、嫌われてるのかと思ったよ…。

■最後に義経以外のことも。
……政子が恐いよー。頼朝、まさに絶体絶命でしたね。前門の虎、後門の狼っつーか。
頼朝、雨にぬれてでも逃げて!逃げてぇぇぇ!!と叫びたくなったよ。。。
[PR]
by mmkoron | 2005-03-06 21:45 | 大河ドラマ「義経」

    

源平関連の本・ドラマなどの感想文あれこれ
by mmkoron
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新の記事
カテゴリ
記事ランキング
最新のトラックバック
スキヤキ・ウエスタン ジ..
from 徒然独白 - 手鞠のつぶやき
小栗旬 カリギュラ 関連..
from 小栗旬 画像・動画 最新情報..
小澤 征悦『西郷隆盛』役
from 篤姫(あつひめ)大河ドラマ
リンクなど。
きよもりよりもよき
まみころの平家物語サイト。
あらすじ紹介漫画とか人物紹介など。



まみころのブクログ
源平関連以外の読書日記はここに。読む本にあまり偏りはないと思ってたけど、こうして見るとすごく偏ってる。
以前の記事
その他のジャンル