源平観戦日記


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第34話「妹への密書」

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私の本棚の古典・日本史コーナーも、だんだん平家オタクっぽくなってきました。源氏物語モノも混ざってますけど(^_^)ゞ

■いきなり次回予告の話からで恐縮ですが、私もう次回予告見てる間、涙だーだー。やばい、これ以上泣かされたら鼻水が出る…!と思ったところで終わってくれて、よかったよかった。
バギーちゃん(@ドラえもん)が死んだときすらあんなに泣かなかったよ…!!
観終わった後も、ざばざば泣いててPCに向かえる状態ではなかったので、せめて単純作業でもしておこうと、明日のゴミ捨ての為にペットボトルのラベルをせっせとはがしておりました。
で、ラベルをはがし終えて涙も引いたので、今週の感想を。
■今週は、壇ノ浦プロローグみたいなもんだと思ってたので、あまり注目してなかったのですが、結構重要な話が出てましたね。今週の内容は大きくまとめると以下のとおり。

1)萌(義経正妻)と静・うつぼの対面
2)義経とお徳の対面
3)義経からの能子への手紙
4)時子の決意

1)萌(義経正妻)と静・うつぼの対面
■まず1)から。
NHKのサイトであらすじを見たときは、「萌をクローズアップするのかな?」と思い、ドラマが始まったところで「静が中心なのかな?」と思いましたが、実際にはうつぼのエピソードでしたね。
今までの経緯でも、頭では十分わかってたのでしょうが、うつぼが「自分は、義経というヒーローに対しては観客でしかない」ことを漸く受け容れたと申しますか。
■しかしその心境の変化が、このタイミングだったのは、喜三太にとっては気の毒でしたね(^^;
彼も、「義経様だったら仕方ない」と思ってたのでしょうが、まさかお徳の店に出入りする一般市民だとは。義経の前なのに隠しきれずおろおろする姿が哀れで可愛かったです。
やっぱり喜三太はうつぼが好きだったんですね。彼の恋心は、ずっと前から丁寧に演じられてましたね~。
■萌サマは、漸くマトモにセリフが出てきました。
彼女の孤独は、さらっと言ったセリフの中で十分に感じられたわけですが、静がもっとそこに対して心を動かしてほしかったなーってのはあります。
「実は、立場が弱いのは自分じゃなくて、この人のほうじゃないのか」「隔たりを置くことで、寧ろこの人を傷つけてたんじゃないのか」
無理かなー。無理か。でも、このドラマの静は繊細な性格なので、そう思ってあげられるコでいてほしかった。無理な要求かしら。


2)義経とお徳の対面
■今回一番印象に残ったのは、実はこのシーンでした。

「戦ののちには、何がありますのやろ?」

このセリフで、お徳が他の登場人物よりも一段高い視点にあることがわかります。
■初期に「新しい国を…!」を連呼してた義経ですが、ここしばらくはずっとその発言も形骸化してました。でも、あの目標を置いてけぼりにしてるのは登場人物だけであって、シナリオは忘れてないんだな、ということが確認できてよかった。
■義経は戦いに没頭していて、目の前の障害を乗り越えるのにイッパイッパイなその視点からは、ゴールの向こう側の景色や、次の景色をどう走るかの予定は立てられない。
義経が、お徳に言われて「あっ、そういえば…」という表情になったのが良かった。
残酷ですが、やっぱり義経はそこまでの人なんだなーと。
別に義経が劣ってるわけではなくて、普通はそこまで走りきるだけでも大したモンなんだから、清盛や頼朝がスゴイんですよね。


3)義経からの能子への手紙
■言ってもいいですか。

義経、あんたの手紙、「そうろう」多すぎ!!

何回「候」って言ったか、おもわず数えちゃいましたよ。15回も言ってたよ、「候へば」の已然形抜きにしても!!
■それは置いといて、ゴマキは不安げな視線の演技はなかなか上手ですね。義経の手紙を見て泣いてましたが、そんだけいたたまれない立場だってことですよね。覚悟が足りない!といえばその通りなんですけど、まだ若いんだろうし、仕方ないよなぁ。
ムネコ様に閉じ込められてしまってました。あんだけオドオドしてたら、まぁ信用ないのはこれまた仕方ないのか。しかしそもそもムネコ様がいじめるから、ああいう性格のコになっちゃったんだしなぁ。


4)時子の決意
■またしても時子様に泣かされます。やっぱこの物語、時子も主役格だわー。
親王と帝をすり替えておく、という計画を女たち&知盛の前で決断する時子。知盛には事前に言ってあったようですね。
この物語ではあまり述べられてなかったからどうなることかと心配したけど、親王の乳母である明子が「じゃあ親王に死ねというのか!」ってな反発を、原作どおりにしてくれたのが良かった。ドラマの明子は我が子を失う様子は描かれてませんが、この段階で彼女は自分の子どもも手元にいない状態になってるんだよなーと思うと、不憫さが増します。
さらによかったのは、原作ではそのまま明子が不満を胸にもやもや抱えたまま会議終わり…ってなるのですが、ドラマでは建礼門院が頭を下げてくれたこと。
■このすり替え設定って、優しい解釈ですね。ドラマを観ながらそう思いました。
「子どもの命に価値の違いがある」と残酷な判断をしてすり替えるからには、時子はいざというときには自分も犠牲にする子どもと運命を共にするわけですよね。
彼女が一緒に死ぬことが、ニセモノをホンモノにする説得材料でもあるわけですし。
あとは、建礼門院が飛び込んだのに、どうして死に切れなかったのかも、このすり替えの解釈だとすんなり理解できます。自分も一緒に飛び込むからこそ、この親王が「帝」として認知される。でも、我が子を置いて死ぬのはつらい…。
トンデモ設定なのかもしれないけど、「どうして殺される心配もなかった女性たちが自ら入水したのか」への説得力はあると思いました。しかも人間の感情に対してやさしい。

■そんなこんなで、人々の思惑をはらみつつの、次回壇ノ浦。
うわー、観終わった後に虚脱状態になりそうだなー。
しかもこの瞬間に、重衡は自分の親兄弟が死んでいったことを知らないんだと思うと、ドラマとは別のところでまた涙が…うわーん。
今、大納言典侍主人公で漫画描きたいと思ってコンテきってたのですが、これ観た後にしよう。思うところがいろいろ変わるかもしれない。

…しまった! もうひとつの見せ場を書き忘れてた!!

5)梶原父との熊野水軍に関するやりとり
■冒頭に出てきたシーンのことです。
景時が「湛増は機を見るヤツだから、言ってるだけでは信用できない」みたいなことを言って、弁慶が「湛増どのの言葉に偽りはなきものと存ずる!」と反論されたときの、景時の苦味走った表情が良かったです。
機を見るのに敏感で、言葉でうまくはぐらかしておく…というのは、景時自身の処世術なんでしょうね。弁慶に他意はなかったんだろうけど、景時には「お前と一緒にすんな!」と言われたような気持ちだったのかなと想像しました。

これで書き忘れたことないかな、ないよな。さぁ、次回は壇ノ浦です!
各自タオル(涙拭き用)持参でTVの前に日曜20:00集合!
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by mmkoron | 2005-08-28 22:51 | 大河ドラマ「義経」


火の鳥 乱世編(角川文庫7・8巻)

手塚治 著/角川文庫/(7)620円 (8)580円/1992年発行

■私が紹介するまでもない気がしますが……。
名著『火の鳥』の乱世編は源平争乱が物語の舞台です。
■山の民として暮らす弁太は、攫われた恋人・おぶうを追って都へ。おぶうは時の権力者・平清盛に仕える女房となり、一方、弁太は牛若という源氏の少年と出会い、家来になります。
永遠の命を与えるという「火の鳥」への妄執にとりつかれる清盛。その様子を見続けるおぶうには、いつしか清盛への憐憫の情が。弁太は牛若の、弱き者の命をないがしろにする様子に憤りを覚えつつも、その怒りを言葉や行動にする術を知りません。
恋人達の想いは、源平の争乱の中で踏みにじられ、生き残った者たちもまた……

■清盛や義経たち、強き者の欲望に、弱い者達の幸せは巻き込まれ、あっけなく踏み砕かれる。しかし、その強き者をつき動かす「欲望」こそが争いの根源であり、「強き者」たちも、その欲望に振り回されるおろかで哀れな存在でしかない。
しかし、この物語で欲望の対象になっている「火の鳥」自体には別に罪はないのです。しかもこの乱世編ではホンモノの火の鳥は登場せず、人々はその虚像に一喜一憂しています。
じゃあ、何が争いを生む原因なのか。人を突き動かす衝動を、人はどうすればいいのか。
そのへんがテーマなんでしょうかね。

■しかしなんといっても、この漫画で特筆すべきは、めっちゃ性悪な義経!
政治的野心がないこと&見た目がカッコよいことだけは、一般のイメージ通りですが、そのほかは従来のイメージを反転させたような非道っぷりです。弁太が最後にキレたのもわかります。
物語の中でも徹底的に悪役扱いなのですが、でも、「この義経は結局何がしたかったんだろう?」と思うと、憎めないんですよね。結局彼も「何か大きなもの」に動かされてただけというか。
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by mmkoron | 2005-08-28 01:53 | コミック


平家後抄 落日後の平家(上)(下)

角田文衛 著/講談社学術文庫/(上)1250円 (下)1350円/2000年発行

■元々は別の出版社から1980年代に出てたものが、出版社を変えて発行されたようです。
文庫とは思えない価格設定です。本屋さんでレジに出して、値段言われてびっくり。
■治承・寿永乱後の平家の生き残りの運命を、様々な資料をかき集めて調べ上げ、紹介する本です。小説ではなく、論文形式。
 ・六代をはじめとする遺児たちへの処遇
  (「副将被斬」級の、結構えげつない話続出。源氏って源氏って…!)
 ・建礼門院や平教子、他家に嫁いだ姫君たちなど、残された女性達のその後
 ・親平家だった貴族たちの動き
 ・平家落人伝説について
などを知ることができます。平家物語中でもちょろっと出てきていた、維盛の娘や、あとは知盛の娘などの話もあって、なかなか興味深いです。
平家の血はぷっつり途絶えたわけではなく、女性たちによって歴史の中に溶け込んでいったわけですねぇ。
■ものすごく詳細に調べこまれてます。巻末の出典が膨大で、思わずため息。
出典が明示されてることもあって、私は最初は全部真に受けて受け止めてました。
んが、読み直すと、「~であるに違いない」と書いてあることの中にも、主観と客観が入り混じってるので、読むときには注意が必要です。
って、文学部とかの論文はみんなそんなかんじなので、私が書くまでもないことですね…。
例えば、

「この時期、彼女の住んでいた屋敷には、西海での平家没落に立ち会った者が多数おり、彼女に平家の無念を繰り返し話し聞かせたに違いないのである」

みたいなことが書いてあったとします。
でも、自分の祖父母を考えたときに、同居してたときに戦時中の悲惨な話を孫に聞かせるかというと、それはその祖父母の性格によって違ったりしますよね。ちなみにうちの九州の山奥に住んでたおじいちゃんは戦争の話は全然しなかったのですが、としとってボケてから「満州の山もこんなかんじで、…」と山並みの話を何度もしてました。
一方、主観寄りであってもなるほどなーと思ったのは、

「建礼門院大原におはしましける頃…」というフレーズがあることから、建礼門院が大原にいた後に、どこかに移動したことが推測できる


ってあたり。確かに、「まみころさんが北海道にいたころ…」といったら、まみころはその後更にどこかに転居していそうなニュアンスですものね。
そんなこんなで、すごく精緻に調べこまれた論文だからこそ、主観と客観の狭間を自分で考えながら読むのも面白いと思いますです。
■そうそう。この先生、もともとの姓と家名をちゃんと分けて使うべきだと提唱しておられたらしく、政子のことは「平政子」と記述されてます。ポリシーなんスかね。
だから、上で私が「源氏って源氏って」って書いてますが、その発言を先生の前ですると、
「平孫狩りを率先して行ったのは、平時政たちです。源氏ではありません、平氏です!」と怒られてしまうのでしょう。
巻末で解説書いてる先生が、「(著者の先生から)家の名と氏の話はミミタコレベルで聞かされ続けた」って内容をちょびっと書いてるのが微笑ましかった(^^
そういや大学の頃の先生で、「滝沢馬琴じゃありません、曲亭馬琴です!」って主張してた先生がいたなぁ。それとはちょっと違うか。
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by mmkoron | 2005-08-28 01:00 | 書籍


平家物語図典

五味文彦・櫻井陽子 編/小学館/2005年発行/3990円

■同じ出版社から『源氏物語図典』という本も、結構前に出てますが、その平家物語版です。
■タイトルは『平家物語図典』ですが、こんな内容です。
 ・平家物語の合戦について、絵巻物の図版や現在の写真を掲載
 ・平家物語絵巻を中心に、平家のストーリーをビジュアルで追う
 ・平家に関連する、武具・行事・役職・場所などの有職故実を図版で見る
私が本で書いてた「清盛の西八条邸に重衡の屋敷は近い」ってのは、この本で知った情報です。
私、今まで絵を描くときには有職故実事典を見てたのですが、モノクロで見づらかったんです。なので重宝してます。
この本に掲載されてる、「男皇子誕生を清盛に告げる重衡」の絵は笑えます。重衡がめちゃ軽そうで。そんでもって清盛、「えーんえーん」ってカンジでうれし泣きしてるし(笑)。
■衣装や室内の調度に関しては、前述の『源氏物語図典』のほうをオススメします♪
日常的な貴族生活の有職故実については、そっちのほうが詳しく載ってます。
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by mmkoron | 2005-08-28 00:37 | 書籍


図説 源平合戦人物伝

学研/1900円/2004年発行

■保元・平治から奥州藤原氏終焉まで、源平合戦モノに登場する人物総勢186人について、人物ごとに頁を設け、簡単な人物紹介と、ありったけの肖像をオールカラーで掲載した本。
例えば、頼朝の場合は、歴史の教科書でおなじみの衣冠束帯姿の肖像や、「洞窟の頼朝」、鎌倉の銅像などが掲載されてます。看板に偽りなし、タイトルどおりの内容と言えますね。
お値段もそこそこしてますが、オールカラーなので、そこは仕方ないです。寧ろお買い得かも。私は、平家漫画に出てくる人間の顔考えるときとか、鎧描くときに重宝してます。
義経と弁慶が向かい合ってる、五条大橋の絵がキレイ。「福富太郎コレクション」ってあるのですが、福富太郎って、あの、キャバレー王の福富氏ですか!!
■藤原成親の顔を描くとき、この本を参考にしようと思って、彼のページを探したのですが、顔がわかるような絵が載ってなくて残念。載ってたのは竹槍トラップに引っかかった姿でした…ぶるぶる。
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by mmkoron | 2005-08-28 00:15 | 書籍


遙かなる時空(とき)の中で3

PS2/KOEI/6800円/2004年発売

■歴史シミュレーションでおなじみのKOEIですが(その前はアレなゲームも出してた)、今から10数年前に「ネオロマンス」なる新ジャンルを開拓しました。女の子向けの、恋愛シミュレーションです。
男性向け恋愛シミュレーションが学園モノとか職業モノなど、わりと現代モノなシチュエーションが多い中、このジャンルは不思議とファンタジー色の強い話の方が盛り上がってるようです。男性よりも女性のほうが、「ここでしか楽しめないことを楽しむ」という姿勢なのかな?
で、このゲームも、いわゆるタイムスリップ物です。
■主人公は高校生(女)。
幼馴染の兄弟がいて、弟のほうが主人公に惚れているけど、主人公自身は兄と同級生で、兄とのほうが仲が良い…という、「南ちゃん」状態で暮らしてます。
しかし、彼女はある日目の前に現れた、古風な格好をした少年「白龍(極道モノによく出てくる男くさいカッチョな俳優さんではありません。それは白竜。)」に連れられて、異世界、まるで日本史の「源平合戦」の時代のような世界に迷い込むのです。

■で、主人公はひょんなことから(「ひょんなことから」は少女漫画の定番!)、義経の軍に加わり、戦うことになります。
次々に仲間が増え、彼らの人柄にも触れ、最初は被害者意識アリアリだったのが、いつしか「仲間を守りたい」と願い、行動するように。
しかし運命というものは基本的に実力相応の結果しかもたらさないものでして、主人公と仲間達は悲劇的結末を迎えます。
仲間が倒れていく中、皆の手によってひとり助かり、現代へ戻った主人公。このまま何もかも忘れて、日常に戻ることもできました。
しかし、彼女は「時間を行き来する力」を手にし、再び戦乱の世界に身を投じます。今まで過ぎた時間のなかで犯した間違いを正し、今度こそ仲間に幸福な未来を与えるために。
今度は自分の意思で。

■ってなわけで、「何番目のボタンを掛け違えてしまったのか~♪(@GOGO!7188)」なノリで再び同じスタート地点に戻り、「あのときこうしていればよかった」を軌道修正していくゲームです。最初はスキルがなかったから思いつかなかったんだけど、2回目では修行を重ねて、「逆落とし」作戦を思いつけるようになったり。1回目に和歌を訳せなくて理解してあげられなかった相手の状況を、2回目は察して先回りしたり。
で、選択肢によって仲間のひとりと恋人同士になったりするのです。
最初の結末が急転直下で悲惨なので、主人公に感情移入できる人も多いと思います。全員分ED見ようとすると結構しんどいですけど、どんどん未来が分岐していくのは楽しいのでは。
■しかし、これは一種の「未来をカンニングする」ゲームでもあります。
例えば私が受験に失敗して「あのときこっちに○しとけば、5点UPで合格点だったのに!」と思ったとして、実際に時間を戻ってそれをやったら、当初合格していた誰かを不合格にしてしまうかもしれないのです。
この主人公がそこんところの倫理観をあまり省みてないのは歯がゆいのですが、少女漫画の「誰を傷つけても、愛を貫くの…!」のルール(すべての倫理を無効化する、少女漫画だけが唱えることを許される、不思議な呪文)を適用させて、ここは難しく考えずに楽しみたいところです。

■気になる源平メンバーですが、以下の人物は登場してます。
【源氏】
 ・頼朝…ずっと鎌倉にいるので主人公との接触はあまりない。見るからに良い人じゃない。
 ・政子…派手可愛いお姉さん。しっかり者イメージというより、したたかなお色気美人系。
 ・義経…わりと初期から主人公と行動を共にする。EDも見られる。
      彼が不幸になるバージョンのEDは、唐突に不幸が降りかかるのでビビる。
      頭は悪そうだけど、とてもいいやつ。可愛い。
 ・梶原景時…主人公と行動を共にする。趣味はおさんどん(!)。
      「俺ってダメなんだよー」と先に自分から言い出すことで自分を保ってるタイプ。
      家事好き設定との相乗効果で、へたれ男好きにはたまらないキャラクター。
 ・弁慶…えらい美青年。セリフの中で昔は義経と暴れてた…みたいなことを言うけど、
      どっちもキラキラしい美青年なので、二人がチーマーよろしく暴れてた姿は
      想像できない。本心を人に明かさないタイプ。
【平家】
 ・清盛…怨霊の力を得て復活して、美少年になってる。元は美少年だったということか!
      でも時子(こっちは婆さん)との会話は普通に夫婦してて、ほのぼの。 
 ・時子…平家の行く末を案じる、上品なおばば様。
 ・安徳帝…幼い天皇。このゲームでは元服してる。建礼門院は既に亡くなってる設定らしい。
 ・知盛…当面の敵。戦争にハマっちゃったらしく、強い敵と戦いたくて血を見たくて
      うずうずしてる、ちょっとアブない人。低い声でものすごくゆっくりしゃべる。
 ・忠度…頑固じいさん。知盛がヤバい人なので、とってもマトモな武士に見える。
      歌人としての優雅さよりも、武人の面を強調されたキャラに。
 ・維盛…残忍なナルシスト。見た目も見るからにナルシーな美形のお兄さん。見るからに。
      ちょっとファザコン気味。やっつけたときのセリフが気の毒。
      周りのセリフから察するに、このゲームでも不幸な役回りらしい。あああ…
 ・敦盛…主人公と出会い、行動を共にする美少年。平家の暴走を止めたいと願っている。
      何しろ平家の人間なので、主人公と一緒に行動する際も控え目で、好印象。
 ・経正…敦盛の兄。兄弟仲は良いらしいので、ちょっとロミオとジュリエット状態。
      直衣着てるくせに槍で攻撃してくる。性格は温和。でも槍で(以下略)

宗盛、重衡あたりは出てません。無視されたみたいでなんだか悔しいんだけど、しかし知盛のキレっぷりを見ると、出なくて良かったのかもしれないとも思う。
■今年の9月には続編が出るらしいです。今度は平泉が舞台。
私はこのゲームの清盛と時子の会話が可愛くて好きだったので、今度は二人の出番がなさそうなのが残念。時子が泣くと、ちびっこ清盛が「時子に泣かれるのには弱いのだ…」とか言うの。可愛いー!!
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by mmkoron | 2005-08-27 23:54 | ゲーム


第33話「弁慶走る」

■ようやく再放送観られました。今度はDVDにもちゃんと予約できた!!
そんなこんなで、正しい感想です(笑)。先週まで置いておいたウソ感想と差し替えます。ところであのウソ感想、まったく無反応だったのでもしかしてFANの怒りをかったのかとハラハラビクビクでございました…ぶるぶる。
■ビクビクといえば。昨日、PCを置いてる書斎の隣室のベランダで、夜中ずっと「ごそごそ」という音がしてて、心底怖かった。隣の部屋から見に行けばいいんだけど、窓開けて知らない人が立ってたらどうしようー!とか思うとブルブル。
朝になってこわごわ窓を開けたら、ベランダに蝉が行き倒れてました。この子だったのね。
もう8月も終わりますねぇ…。



■今回は久々の弁慶主役。
今回の「義経」は、弁慶郎党がひとつのチームになってるので、あまり「弁慶が第一の家来!」ってカンジしませんものね。私は弁慶ファンというわけでもないのですが、せっかく上様が演じてるんだし、もっと目立ってもいいのにとは思ってたので、今回は楽しみにしてました。
■冒頭は弁慶が出立を決意するところから。最初は伊勢三郎が行こうと思い立ってたのを、弁慶が横取りした形です。でも、終わりまで見て湛増の性格もわかったうえで考えると、三郎が行ったら成功はしなかったんだろうな。
弁慶、「継信殿が生きておられたら、きっと熊野に行くと…」ってなコトを言ってたけど、継信の役割はそういう単独行動ではなかったと思うよ私は…。
まぁそんなこんなで出発です。タッキー義経の「もう郎党を失いたくない」はセリフ回しが単調だったけど、聞いた弁慶の表情が良かったので、
「さらっと感動することを言う義経→めちゃめちゃ感動する郎党」
という人間関係が表現できててよかったのではないでしょうか。よかった探し。

■で、弁慶は田辺に行ったわけですが。説得の手順は以下のとおりでした。
 1)得意技「会ってくれるまでお待ちします!」
  鞍馬時代の遮那王を困らせた、座り込み作戦です。当時の弱点は「空腹」。 
  この人、生まれ変わったら編集者とか向いてそうだ。ずっと先生の背後で待ってるの。
 2)会ってくれなさそうなので門突破。
  あのソックリさんは何だったのでしょう。むむ、これは常陸坊海尊だったりするのか?とも
  思いましたが、違ったようで。ああいう、投げっぱなしのネタには、どう反応していいか
  困ってしまう。この先平泉で立ち往生するのがあのソックリさんで、ホンモノは義経と
  一緒にモンゴルへ逃げたりなんかしたら、私は脚本家を一生リスペクトします。
 3)湛増に義経のすばらしさを語る。
  このやり取りは好きだったなー。この「大河」における弁慶の人柄が出てたというか。
  何がいいのかなんて言葉にはできない、でもあの人のためになら死んだって悔いは
  ないんだ!
  ……「それを恋というのだよお人形さん。」(byボーフォール侯@木原敏江「アンジェリク」)
  しかし弁慶の熱意は言語化できなかったので、湛増には伝わらなかったのでした。
  湛増の「わからん!」が笑えた。そりゃわからんわ(笑)。
 4)杢助・千鳥親子をネタに恩返し要求
  弁慶なのに小細工だ! 義経のためならチエも使えるのか弁慶……!!
  たまたま観光旅行に来てた千鳥と、息のぴったり合った夫婦ぶりを見せてたのは
  可愛かった。千鳥、素朴で可愛いですね。
  本来はうつぼがこういうキャラになるはずだったのかもしれないけど、
  うつぼは義経恋しのジメジメがあるからなぁ。
  千鳥に素直に「湛増さまは人の頼みを無下にはしない人だから!」と言われ、湛増が
  調子くるちゃってるのも微笑ましかったです。
 5)それでもダメなので闘鶏勝負
  弁慶、あんた義経に命賭けるのはいいけど、ニワトリに命かけてどうするよ…。
  しかも借り物のニワトリ。その前の場面で湛増んとこの「イカヅチ」君がチャンピオンに
  なってたんだから、熊野のニワトリ持ってきて勝てるはずないでしょうに…
  案の定負けてしまいました。しかしニワトリ迫力あったなぁ。
  そういや、2)あたりの闘鶏シーンで、負けたニワトリの飼い主が、ニワトリを籠に戻すとき
  に「お前、負けちゃダメだろ!」ってニワトリをぺしっと軽く叩いてたのが可愛かった。
 6)一連の必死さに湛増折れる
  もうダメだと凹んでたところに、湛増が義経への書状を持って登場。
  「お前の命、義経殿にくれてやるのよ」はカッコよかった!

■で、ここで停泊するといいよとカモメから教えてもらった義経と合流し、よかったよかった。
義経、ついに人外の生物との交信も可能になってます。どこまで進むのか人の革新は…!
■今回は弁慶に終始しますね。しかし思ったよりも話が濃くなかった。
やっぱ最後の数分で「間に合うか、間に合わないのか」ってな『走れメロス』的引っ張りをやってもらいたかった! 梶原父に「もう来ないんじゃないの?」って言われて、義経が無言のままでいるとか、郎党の誰かが「迎えに言ってやったほうが…」っておずおず言い出して(多分喜三太かクマ。)、「それじゃ信頼してないみたいじゃないか!」って郎党が殴りあいになるのか。
ベタですか。ごめんね私ベタベタが好きなのですよ…。
そういや千鳥は「鎌倉で待ってる!」って言ってたけど、この夫婦、この先もう会えないのかな。「じゃ、行ってくる」「いってらっしゃーい」的に、気軽に別れてただけに、もしこれが今生の別れだとすると悲しい…。

■では、今週のほかの人々の感想をざっと。
■今週の梶原親子
案の定、梶原父は「三種の神器取り返せなかったじゃん」と義経を責めましたね。待ってればよかったのに…と言ってましたが、あれ、時間をかければかけるほど不利になる…って話じゃなかったんだっけ?
梶原息子は今も義経FANのままでした。梶原息子、いっそ君が熊野行きを志願すれば、君は義経のマブダチになれたのかもしれないのにな。その前に死んでそうだけど。
■今週の兄様
義経が次に何をやってくれるのか、ちょっと楽しみにしてる頼朝。
自分がもう得られない自由、溌溂さ、別の生き方の可能性を義経に見ているんだろうなーと。
ちょろっとの出番だったけど、印象に残りました。頼朝と義経の関係に関する伏線の引き方は上手だと思います。伏線の配置が繊細。
■今週の平家の皆さん。
資盛がだんだん元気になってます。何かふっきれてきたようですこの人。
知盛は、帝と親王サマのために、貝合の貝を拾ってきたらしいです。やさしいな。しかし砂浜でしゃがみこんで貝殻集めてる阿部寛の姿は想像すると…ぷぷぷ、微笑ましい。


■次回は能子と義経の接触。
半端に描くと、能子が覚悟の足りない、どっちつかずの頭の悪い子に見えてしまいそうなので、演出でどう表現してくれるのか、期待。
心配じゃなくて、期待ですよ! 頼朝みたいに!(^^
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by mmkoron | 2005-08-27 15:31 | 大河ドラマ「義経」


第32話「屋島の合戦」

■同窓会で古巣・名古屋に帰ってました。手羽先を頬張りながら大河を見始めたのですが、手羽先がすっかり塩味になってしまいました。そんなわけで涙鼻水ズルズルでお送りいたします。

■最初、今回も一の谷と同じく実況中継風でお送りしようと思ってたのですが、今回は同時に異なる場所で事件が起こるわけでもなく、また、どちらかというと事件より心情重視だったので、普通に感想書きます。今回の内容としては、
 1)扇の的・時子と能子
 2)田口裏切り・伊勢三郎の活躍
 3)資盛の奇襲・継信の死
ですね。

1)扇の的

■「できません」と言う与一に、敢えて的を射よと命じる義経……傍目に見たら、部下イジメですよ!
実際は、「状況の困難を一番客観的に分析できているから、信用できる」という理屈でしたが。そういえば義経は「臆病は冷静さになる」みたいなことを言ってましたね。

義経、ゴルゴ13と同じコト言ってるよ!!

いや、ゴルゴも強さの秘訣を訊かれて、「臆病だからだ」と答えてたんですよ。28巻「ザ・スーパースター」で。←私が選ぶゴルゴベストシナリオのひとつ。「2万5千年の荒野」とかも好き。ゴルゴに人情モノを求めてしまうのはファン失格かもしれないけど。
結果、与一は見事的を射落としました。あのキラキラ効果は何だったんでしょう。NHK、たまにああいうよくわからないCG演出しますね…「新選組!」お花効果とか。
与一、ちょっと無愛想そうなところが「無骨で武芸一筋なお兄さん」風で良かったのではないでしょうか。
■「畠山殿の推薦」って台詞が出てきましたね。名前だけだけど、嬉しかった。一の谷で馬かついでるところが見られなかったから(^^
そういや「馬を背負って一の谷を降りる畠山さん」の像があるらしいですね! うわー、見に行きたいー!! うちから2時間で行ける距離らしいのです。
■さて。私はずっと「この作品では、どこが時子の覚悟完了ターニングポイントになるのかしら」と思ってました。例えば、永井路子『波のかたみ』だと、重衡と生き別れになるあたりだと思ったんです。
普通のマダムだった時子が、平家の幕引きを予感し、覚悟を決めるのがどこなのか。今回が「義経」におけるその地点だったのかなーと思いました。
的を射落とされたとき、プルプルする宗盛や素直に凹む女性達とは対照的に、時子は「ああ、そうか、そうなんだ」っていう表情に見えたのです。
最後に諦めきれなくて波間に漂う扇を追っかけてしまうわけですが、しかしあの扇の的事件が、時子に何らかの気持ちの区切りをもたらしたように、私には見えました。やっぱり影の主役です、時子さん。


2)田口裏切り

■伊勢三郎の見せ場ですねー。前回は駿河次郎。次回は弁慶。そう考えると、佐藤弟って、実は活躍の場が少ないなー。どこかで作るのか、それとも最期が最後の見せ場になるのか・・・
■三郎の話に戻ります。彼の「平家は既に撤退して西へ行きましたよー」は実はJAR●に訴えられても文句言えないような「うそ・まぎらわしい広告」なのですが、「口先三寸で騙した」感が
少なかったのが残念。
お寺に駆けつけたときに、田口が「えっ、平家撤退してねーじゃん! でももう源氏方につくつもりになって動いちゃったし、仕方ない、そのまま裏切るしかねーな!」ってな反応してくれたら、もっと小気味良かったんですけど。
まぁ、あの場面では既に、佐藤兄エピソードへ中心が移行してたから仕方ないかなー。


3)継信最期

■佐藤兄を狙撃(まだゴルゴ気分が抜け切れてない)したのは資盛ですか! びっくりだー!! 逆境が人を逞しくするのでしょうか。しかし最後の撤退っぷりは、なんだかヘボ悪役みたいだったけど・
■正直、合戦ではなく待ち伏せ、しかもお寺でという末端色漂う戦闘だったので、「うわっ、小せぇな!」と思ったのですが、それでも佐藤兄の最後には涙鼻水ズルズルでした。

 義経の「私のそばにおれ!」で、涙だらー。
      ↓
 佐藤兄が皆の名前を呼ぶところで「西部警察の大門団長の最期みたいだな。
 団長みたいに旗に乗っけて運んだりするのかな。」と涙一瞬止まる
      ↓ 
 最期、目を開けたまま死んじゃうところで、涙だばだばー。


兄、義経に「眠ってはならぬ!」と命令されたから、最期まで言いつけにそむくまいとしたんですね。最後の最後まで生きようとしていたんだ……と思ったら、もう涙がざーざーと。
この演出は、私のような純朴(自分で言うし)な視聴者には直撃ですよ。
■最後に平泉で畑を耕したところから、旅をしたことまでを思い出しながら死んでいくのも悲しかった。出会わなかったら死なずにすんだんだけど、だけど出会えたから楽しかった。そういうことですよね。演出とかは対照的ですけど、伝えたいことは「新選組!」と近いんだろうな。
佐藤兄は義経主従の中では、最初の死者。だから、周りの郎党達(特に弁慶)が動揺してて、仲間の最期なんだけど最後に何をしてやればいいかわからない…って反応だったのが良かったです。
この後、ひとりふたりと欠けていく郎党たちですが、彼らにとっても、何らかの覚悟を改めて与える事件だったかもしれませんね。


■どんどん主要メンバーが減ってます。壇ノ浦まであと一か月。ドラマでは9月頭が壇ノ浦らしいですね。観てる私の喪失感もすごいだろうなー。ふぅ。
■あ、そうそう! 今回私、はじめて、ゴマキ能子が可愛いと思いました!
だんだん衣装が馴染んできたのかな? 最初に思った「なんか貧相な姫君だなー」という印象が徐々に薄れてきたように思います。これなら壇ノ浦も期待できるかな?
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by mmkoron | 2005-08-14 21:38 | 大河ドラマ「義経」


第31話「飛べ屋島へ」

■「戦国BASARA」というゲームを買いました。
多分これが源平ネタだったら怒りに震えるかもしれない(笑)キャラの壊れっぷりなのですが(英語しゃべってるよ伊達政宗が…上杉謙信がタカラヅカだよ…)、戦国時代はよくわからないので、楽しくプレイしています。
私の戦国時代に関する知識は「戦国自衛隊」と「おんな風林火山」くらいなので、元々の知識がゼロに近いか、寧ろ歪んでるんです。なので気にならない。
もちろん、私の脳内では、織田信忠=松村雄基、武田信玄=石立鉄男です。

■さて、飛んで屋島…じゃなかった、飛べ屋島へ。つい魔夜峰夫「翔んで埼玉」と混ざってしまいます。ご存知の方いらっしゃいますでしょうか。東京都民の埼玉差別と戦う、問題提起漫画(笑)なんです。作者が所沢?から横浜へ引っ越したときに打ち切ったらしい。確かに埼玉に住んでない人が描くのは許されないネタだった。
■本題に戻ります。今回は屋島前夜のお話ですね。


わたくし、後半10分くらいもう涙ほろほろ。


だってだって、佐藤兄が、佐藤兄が……(号泣)。
次回予告ご覧になりました? 「こののちも、私の傍におれ…!」。
ちょっとあれは反則ですよー!
■私はタッキーの演技には全然満足してないのですが(しかしあれも一つの味だと思うようにはしてる)、タッキーで良かったと思うのは、郎党たちがどうして皆義経のことが大好きなのか、どうしてそんなに必死で義経を守ろうとするのかが伝わること。
妙に坊ちゃんっぽいところと、天才的なところとの危ういバランスを、タッキーという人間のキャラがうまく表現できてるんだと思います。多分演技じゃないけど。
あんなこと言われたら、死に行く佐藤兄のみならず、周りの人間も全員義経にずっとついていこうと思っちゃいますよねぇ。
うわー、来週も泣きそう。今週も佐藤兄と義経の会話でほろほろしてしまいました。

■しかし佐藤兄は次回がメイン。今回は何といっても梶原父ですね。
私の中で「実はスパイ」説が拭いきれなかった梶原景季ですが、今回の挙動によって、彼ファはただの義経FANであるということは確定しました。
今までイマイチ役に立たなかった景季ですが、今回は義経とともに先発隊に志願したことで、うまく緩衝材になりましたね。
景時が、「これで出陣するなら、それは義経の勝手」と言ってたけど、自分の息子も一緒に行くとなると、頼朝にそう悪しざまには言えなくなりますものね。そこまで考えて行動してるなら、景季グッジョブ!
■景時の義経に対する苛立ちは、とても丁寧に描かれていたと思います。
このドラマでの景時という人は、時勢を読み、ある意味したたかに動いてきた人のようです。
うまく立ち動いてきたから、挙兵時からの仲間でないのに、軍奉行の役にも就けた。
それが彼の人生哲学だから、義経のひたむきさが理解できない。
■でも、最初に、義経が部下達の前で「鎌倉殿のために…」ってなことを言ってたときは、梶原には、事情を知らずにただただ抜擢を喜んでいる義経への憐憫みたいな表情が出てました。
それが、逆櫓騒動のあたりでは、義経の思考が理解できない苛立ちにシフトしてましたね。
自分に関係ないときは、「可愛いけどかわいそう」で済むけど、自分が巻き込まれそうになると事情が変わってくる…ってことでしょうか。
■義経の感覚に対して、「わからん」って景時は何度か口にしてましたが、口に出して一刀両断してしまわないと、自分の生き方や信念を脅かされる……ってところもあるのでしょうね。
「ははは、若いなぁ」と余裕をもってたしなめることができず、「イノシシと同じだ」とか過激な言葉になりがちなのも、義経の戦い方考え方に対する強い拒否感が出てて良かったです。
景季が義経に憧れてしまってることも、景時の危機感につながってる。
いやはや今回の景時の描き方には感心しました。
義経って、全体的にはわりと心情描写が単純だと思うのですが、鎌倉サイドは細やかですね。
■で、なんだかんだで義経は出航するのですが。
今回は景季もちゃんと手伝ってましたね! やればできるじゃないか景季!!
義経が風雨に打たれながら、微かに笑みを浮かべている表情に、ちょっと寒気に近い感じでトキメキましたよ。戦いのない世の中に…と言いながら、命を捨てた戦いそのものに喜びを感じちゃってる。義経のアブなさの片鱗でしょうかね。そこがカッコいいんだと思うんだけど。


■今回も平家サイドは出番ちょろっとでした。今回の相談シーンで、ああメンバーが減っちゃったんだな…と寂しくなりました。維盛も重衡もいませんものね。ついに清宗が登場してたようですね。「父上」っていうセリフだけだったからちゃんと確認できなかったのですが。
■やっぱり教経は登場しないようです。
代わりに佐藤兄を討ち取るのは……N●K番宣サイトの表現からすると、資盛!?
資盛、いきなりカッコよくなっちゃうのでしょうか。オイシイ役になってるなぁ。


■というわけで、屋島実況中継は来週です。
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by mmkoron | 2005-08-07 21:50 | 大河ドラマ「義経」

    

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