源平観戦日記


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恋陰陽 源平LOVERS

EMIQ/月額315円[税込]/携帯電話専用ゲーム/2009年10月配信開始(義経編・頼朝編・義仲編)

■仕事で携帯アプリにかかわる機会があって、いろいろ見ていたときに、このゲームの存在を知りました。源平モノだなんてめずらしー!とウキウキ挑戦。
■「遙かなる時空の中で」と同じような、ストーリーの途中途中で出てくる選択肢によって展開(相手の反応)が変わっていく、恋愛アドベンチャー仕様です。
現在は源氏の3人についてシナリオが配信されてますが、3人とも平家と本格的に戦う前にシナリオが終わってしまうので、これは「前編」的シナリオなんでしょうね。このあとも配信ありそうです。わたし的に本命である平家シナリオは12月配信とのこと。
基本的に1人のシナリオにつき第10回まで。
20時間に1回しかゲームにアクセスできないという制約がありますから、10日間くらいはかかるってことですね。月額制だから、さっさとまわしてさっさと退会されてしまうと困るわけで、携帯ゲームはたいていみんなこの方式をとってるみたいです。
さきほど全10回と書きましたが、BADエンディングになってしまうと9回とかで終わるケースもあります。
私も頼朝シナリオに挑戦したら9回目頼朝死んじゃって「えーっっ!!」と衝撃でしたよ…。

■ここで設定をご紹介。
主人公は平家に恨みを持っていて、敵討ちのために白拍子になっているという設定です。
彼女は安倍晴明をその身に憑依させる「鬼一法眼」なる人物に出会い、以仁王の令旨を源氏に渡すべく、旅立ちます。
プロローグで誰に令旨を渡すかを選らんだら、その相手とのストーリーが始まるという方式で、途中でお目当てを変更することはできません。(ここは携帯ゲームの容量や記録保存の問題でしょうね。)
ゲームが進むにつれて、清盛のヒミツが明らかになり、どうして源平の話に安倍晴明が出てくるのかがわかってきます。そして、偶然に導かれて彼らにかかわっただけに思えた主人公にも秘めた力が…
っていうような、展開です。王道ですね。
■ストーリーについてですが、本人が平家と戦う気満々の義経ルート以外では、頼朝も義仲も平家打倒に対して興味がなかったり本心を明かさなかったり。
そこを、彼らと親しくなって秘めた意志に踏み込むことで、平家打倒へ導いていく…っていうのが目的。
義経ルートの場合は、義経自身が平家打倒に燃えてるのですが、逆に主人公と恋愛関係になることでその意志にブレが出てくるので、そこを恋愛も戦いも両立するようにうまく誘導してく…という展開になります。
■このメーカーの、「戦国武将と恋愛」っていうゲームも同じだったのですが、特徴は、

主人公が異常にモテモテ

というところ。
操作してる側には彼女の容姿はわからないのですが、とにかくめっちゃ可愛くて、誰もが褒める顔だそうです。で、踊りも絶品と。
こういう、「ステータスデータいじって全て最高値にしました」みたいな主人公キャラって、少女マンガでは昔は敢えて避けてた領域ですね(私見ですが、私は「やおい」って、この手の変身願望を間接的に実現する手法でもあると思ってます。それだけじゃないけど。)。
この手の願望を全開にしてたのはハーレクインロマンスだと私は思うわけですが、このゲーム、ハーレクイン的です。濡れ場(そうそう、ソフトだけどあるんですよ。びっくりした。)の描写の雰囲気もハーレクインっぽい。
願望に正直で、そこは清清しいです。電車の中とかでゲームしづらいってのはあるんだけど。
■BADエンディングもありますが、相手に憎まれるとか、自分の評価が地に落ちて虫けらのように殺されるという意味でのBADではなく、

「ああ、私がかかわったばかりに、○○様を愛したばかりに、○○様の運命をこんな悲劇に導いてしまった…」

みたいなBADなので、自分モテモテ気分のまま悲劇を味わえるという意味では、BADではないのかも。

■キャラ別のシナリオ特徴ですが、

○義経
…基本的に邪気も裏表もない。奥州に行くまでが物語。途中に出てくる教経がかっこいい。(しかしこの教経も主人公に好意を持つ。あまりに愛されすぎるので、主人公に共感できなくて、むしろウザくさえなってきてしまいました私。←惨めだ!)

○義仲
…主人公に対してめっちゃギラギラ。でもスパルタで主人公に武芸を教え始めるので、主人公が「巴」の役割も担ってるのかも。途中で敦盛が出てくる。可愛い。
あと、今井がお兄さんキャラではなく、女の子みたいにキレイな顔立ちの参謀役。あまり見たことがない兼平だったので新鮮でした。

○頼朝
…世の中の動きに関心がないというスタンスをとっている。彼のシナリオには維盛が出てくるのですが、めっちゃえげつない性格のキャラでした。「顔はめちゃいいけど、それを自分でわかってるから性格が高慢&傲慢」というタイプですね。頼朝ルートでは途中で主人公に山木兼隆との縁談が。政子の役割も兼ねてますね。

といったところです。今のところストーリーに出てきた平家の公達は

○清盛…おどろおどろしい雰囲気。線が細いおじさまキャラです。
○維盛…キツ目のゴージャス美形。着物にファーがついてるあたりでゴージャスを体現。性格は冷酷、そして結構腕が立つ。これは意外(←失礼)。
○教経…いちばんクセのない性格してそう。フェアプレー精神の持ち主らしい。
○敦盛…ドジっ子武士ってカンジ。失敗ばかりなので、なんとか一門の役に立ちたいらしい。見た目が、ピッコロさんと修行し始めた時期の孫悟飯を思い出す。(髪型のせい)

です。こういうときに必ず出てきそうな知盛・重衡はまだ見てません。切り札にとってあるのかしら。

■最後にちょっとカラクチな話。このゲーム、校閲はかなりやっつけでスタートしてる気配があるので、気になる部分は結構あるかも。私が一番「ぶはっ!」って噴いたのは

庭が「龍安寺石庭」系で、室内スチルになんだか書院造っぽいものが。

たとえば「遙かなる時空の中で」の背景に金閣寺が出てくるようなもんだと思うわけですよ。それが室町時代だって話は小学校の教科書に書いてあったじゃん!時代考証以前の問題だろ! …って、普段面白いかどうかが最優先、時代考証とか全然気にしない!な私も、ちょっとここは気になりました。
あと、「後生ですから!」とお願いするシーンで、「(コウセイ)ですから」とルビが。ウッカリではなさそうな、本気度高い間違いだけは、このゲームの面白さを損なってるのでなんとかなるといいな。
(でもルビは後日修正されてました。)
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by mmkoron | 2009-11-13 21:25 | ゲーム

    

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