源平観戦日記


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第30話「平家納経」

■いやー、今回は思いがけず大人の時間清盛になっちゃいましたね。
しかし、内容が内容だけに、真夏の怖い話特集が夜10時開始ってのは、なかなか良かったのではないでしょうか。そして見せ場の開始時間すら思うままにならぬ崇徳院さま…。

■最初は讃岐で穏やかに過ごす崇徳院の様子。
地元の人に純朴な好意を寄せられて、崇徳は心おだやかに過ごしています。「お歌のことはわからないけど、うつくしい調べでございます」と素直に感想を言われて、崇徳は素直に嬉しそう。
彼は、「ここに流されてよかった」とつぶやきます。何が欲しくてあんな戦を起こしたんだろう、愚かだった…
人間不信を癒されて、本来の、芸術を愛する素直な性質に「我に返った」のでしょう。
■そして、保元の乱の勝者になった後白河と、愛妃・滋子の間には、無事に皇子が誕生していました。
すかさずお祝いしようと急ぐ清盛。兎丸達を博多に走らせるのですが、遅い遅いとせかすせかす。
兎丸達は「だったら博多を都の隣にもってこいやコラ!!」とブーブー言ってます。(ココ伏線。)
清盛は重盛や基盛を連れて院に参内しようとしますが、気楽な次男坊・基盛は堅苦しいのがニガテ。私はおうちで弟達の世話をして待ってますから、お兄ちゃんだけ行って来て~とか言ってます。
■しかし、そこに忍び寄るのがトラブルメーカー・時忠。
妹である滋子に皇子が生まれたのをこれ幸いに、彼は皇子の帝位擁立をたくらんでるのです。で、教盛と基盛を勧誘。院の近臣である成親の妹が重盛の妻ですから、そのルートで院に接近しようとしたわけです。
なぜこの人選?って思うわけですが、教盛は忠盛の子どもの中では、わりと血筋がよい部類なんですよね。
母方の曽祖父が、藤原師通(忠実のお父さん)です。もちろん、師通が身分低めの女性に産ませた子どもの血筋なのですが。
で、うっかり者の2人はうかうかと時忠の誘いに乗っちゃうのですが、あっさり二条帝にバレて清盛に怒鳴られる。
そりゃそうです。清盛は、「後白河のご機嫌を取りつつ、若く賢い二条帝の主導で政治を進める」プランでいるわけでして、お前ら何してくれるんのんじゃコラー!って感じでしょう。
二条帝がお怒りであることもあり、清盛はこの3バカに解官を命じます。クビってことですね。勿論、一生そうしろってことではなく、しばらく頭を冷やして反省しろってことですけど、基盛は自分のお気楽を深く反省します。
清盛に素直に謝りに行く基盛。清盛はそんな息子に言います。
お前は昔の自分に似ている。出来のいい兄弟を持つと、自分は気ままに好きなようになりがちだが、しかしお前にはお前の役割がある。大切な息子なのだと。
お父さんから「お前にはお前の役割がある。期待してる。だって、お前は俺にそっくりだから。」これは息子からしたらめっちゃ嬉しい言葉ですよねー。実際、基盛は目をキラキラさせてるし、たまたま通りがかってその様子を見ていた重盛はちょっと羨ましそうでした。
重盛は、清盛の感覚についていけてないトコロがあるから、その清盛から直々に「わしに似てる」って言われてる弟のこと、やっぱ羨ましいだろうなー。
そんなこんなで奮起した基盛は、内裏新築計画に加わって一生懸命仕事をし始めます。無事に造営が終わったら、そこで記念行事をしようと思って、その打ち合わせのために高野山へ旅立つことに。
元気に旅立とうとする息子を笑顔で見送る清盛と時子。しかし、これが彼との最後の別れになったのです。

■さて。讃岐で穏やかに暮らしていた崇徳院は、自分が世を乱したことを深く反省し、写経をしていました。この気持ちを伝えよう。そう思った崇徳院は、その写経を都の後白河に送ります。
里の人たちの素直な気持ちに触れた彼は、同じように素直な今の気持ちを弟に伝えようとしたんですね。
おそらく、これをちゃんと受け取っていれば、崇徳院にとっての戦や憎しみも終わり、今度こそ保元の乱が完全に終わったのでしょう。しかーし。
■後白河は、滋子と暮らして穏やかになってるにもかかわらず、この写経を「キモイ。呪いちゃうの? 送り返そう」と言い出します。しかも膝の上の憲仁(皇子)が、その中の一枚を破いちゃった。
その写経は、特に何のフォローもなく返送されちゃったみたいで、崇徳は茫然自失です。
彼は讃岐の空気ですっかり毒を抜かれてましたが、都は毒の巣なのです。しかし、崇徳にはそのへんの感覚がもうわからない。そこに追い討ちをかけるように、崇徳が大事に思っていた、自分の血を受け継ぐわが子・重仁がわずか22歳で亡くなったという知らせが。
■ここでまた彼の心に負のエネルギーが注入されてしまいます。よくも悪くも素直でまっしろな人なので、ちょっと突っつかれただけで簡単にブラック化しちゃうんですよね。
なぜ自分ばかりがこんな目に。そのどす黒い思いゆえに、崇徳は怨念の権化になってしまいます。そして王家を呪い、天皇家と民の地位を逆転させてやる!と呪詛し続けるのです。
■さて。こののろいの内容が興味深いですよね。革命宣言といいますか。後白河をのろっている、というよりも、思うようにならないこの世の中全てを呪うからこその言葉なのでしょう。

■ここで舞台は讃岐と都がちょっとつながります。高野山に行っていた基盛が帰ってきました。
なんと、物言わぬ骸となって。宇治川を渡る最中におぼれて死んでしまったというのです。こんなことまで夏休みっぽくしなくていいのに…。みなさんほんとに水の事故には気をつけましょうほんとほんとに!
基盛に遊んでもらっていた重衡が、わんわん泣き始めて、みんながしょげかえります。平家のこういうところが好きだわ。。。
最初は涙を堪えていた清盛ですが、池禅尼にガマンしなくていいんだ、泣いてやりなさいと促されると思いが堰を切って、基盛を抱えて号泣するのでした。
重盛も、最初は涙を流さないように溜めてガマンしてるんだけど、清盛が泣き始めるとボロボロ泣いてるの。この意地っ張りというか、情の深さがこぼれ出る感じは、やっぱ親子なんですよね。
■こうして不慮の死を遂げた基盛の冥福を祈るために西行がやって来ますが、そこで西行は気になることを言います。
基盛が宇治川を渡ろうとしていたちょうどそのとき、讃岐のほうから何か不吉なものが流れてくるのを見た…というのです。ここでドラマは一気に怪奇事件ファイル化してきました。
そこで差し込まれる、讃岐の院のご様子。

すっげーホラー。

里人も怖くて近づけなくなっちゃったのか、誰も居ない、荒れ果てた邸内を這いずり回り、のろいの絶叫を繰り返す崇徳院。ぎゃーこわいー。

■讃岐がそんなことになってるなんて知らない清盛のもとに、思わぬ客人が。藤原忠通です。彼は嫡男の基実を連れてきて、おもむろに上座を降りると、摂関家の知っている儀礼知識を題材にした書物を清盛の前に置きます。
そして、基実の妻に、清盛の娘がほしいとお願いするのです。
この書物は重要ですね。藤原氏が上位を独占できるのは、各種儀式のやり方を知ってるのが、彼らだけだからです。重要な仕事のマニュアルを自分たちだけで囲い込むことで、「私らしかできない仕事」を作っていったわけですね。
うちの会社とか、ここ数年「見える化」が進んでて、私も今までの自分の仕事を「見える化」してきます。ある仕事が自分にしかできない…という状態をなくすことで、休みが取りやすくなったり、業務配分しやすくなるメリットもあるんですけど、同時に、「自分だけが持ってるノウハウ」がなくなることで、自分の持つスキルの価値が暴落する不安もあります。
しかし藤原摂関家は、自分たちのスキル&知識の値を吊り上げてきたわけです。「風通しのよい組織」の間逆ですな。
■ですから、この忠通の行動は、自分たちだけのスキルを平家に見せちゃう危険行為です。しかしそれでも、彼は平家をある種対等のパートナーに選びました。摂関家の価値を少し下げてでも、摂関家を存続させる。これが、父を弟を追いやってひとり生き残った忠通の選択でした。
この描き方はいいですね。どんな人も、その人なりに考えて選び取った道がある…という。
しかし! 基実がイケメンじゃないおじさんなのは納得いかんわー!! 盛子が「すてきなお兄さん」って思って、その年齢に追いついたところで力尽きたように死んじゃうような旦那様なんだから(ここ私の妄想は言ってます)、もっと王子様っぽい人にしてほしかったー。ちなみに私は、まだ彼の顔は描いたことありません。敢えて描かないで漫画に出してます。

■清盛は、自分達の栄華が他者の犠牲の上に築かれようとしていることを自覚し、全ての人々の鎮魂のために、一族総出で写経をしようと思い立ちます。いわゆる「平家納経」です。
作業過程が描かれてるのが、すっごく興味深かったー。金箔のラインを貼ってく作業とか、かつてアナログで漫画描くときのトーン貼りだけで死にそうになってた私にとっては、もうムリムリ絶対無理!の精密作業です。
当時って、ライトもないし拡大鏡もないから、ほんとに限られた昼間の時間の中で、自分の目だけでやってたわけでしょ。すごいわ…。
こうして出来上がった平家納経。途中、時忠が二条天皇呪詛の疑いで出雲に流罪されちゃうなどの事件はありましたが、まぁそれはそれとして(無情)、一門のみんなは厳島神社にこの経典を納めるために船出します。
■しかし。ときはまさに、讃岐で崇徳院が断末魔の叫びのような呪詛を吐いているとき。
平家の船は嵐に巻き込まれます。ちょっと、屋島入りするときの大河「義経」を思い出しましたこのシーン。
あまりの酷い嵐に、皆は経典を海に投げ入れて祈りを捧げたことにしようと言い出しますが、清盛は、「厳島神社に奉納するまでが納経です。バナナはおやつに入りません。」精神で断固拒否します。
曰く、これは平家だけのものではない。死んでいった人々も含めた、全ての皆のためへの祈りなのだ、その中には崇徳院もはいっている。この経典はもう平家だけのものではない。責任を持って届ける!と。
■ここで、今回わざわざ忠通の話を差し込んできた理由もわかりました。摂関家のオンリーワン状態を進めようとした父と弟を滅ぼした以上、自分には家を守る責任があると、そういう矜持の保ち方を選んだ忠通を描くことは、「平家以外の人の思い」を紹介することでもあるわけですね。なるほど。
■経典を守り抜く決意をした清盛は、船室を出て、甲板で操舵する兎丸達に声をかけます。そして、盛国にも呼びかけます。「鱸丸」
漁師の子として海と対峙していた頃の名前で呼ばれて、盛国も嬉しそう。兎丸達も無茶なお願いで頼りにされるのは、それだけ自分達の力を信じてくれてるってことだから、キライじゃない。
皆が逆境を跳ね除けるエネルギーを込めて船を動かし、そして船は嵐を脱します。

■その頃、讃岐の空でも嵐が晴れ、朝の光が差し込んでいました。鳥の声、雨が上がって外に出てきたのか、子ども達の声。その穏やかで優しい日常の音を聞きながら、崇徳院はもとの表情に戻り、ゆっくりとその目を閉じたのでした。

■単に穏やかになって終わるわけではなく、怨霊になって終わるだけでもなく、
穏やかに→怨霊化→自分を取り戻して死んでいく の揺れを描いたのが、人間らしくて良かった。
素直な人だから、簡単に黒に染まっちゃうんだけど、もう一度我に返る。感情の触れ幅がものすごく大きい。でも、このドラマの彼は、それを何かをやり遂げて貫くエネルギーにまではできなかった。でも、そういう人のほうが大多数で、しかも彼は知らぬ顔で受け流さずにその中でもみくちゃになってでも生き抜いたのだから、全然恥ずかしいことじゃないはずなんです。
最後の表情は、「何一つおもうままにならなかった」そんな自分の一生を、それでも「しょーもないけど、仕方ないよなぁ(笑)」と肯定して受け入れることができたってことなのではないでしょうか。
信西の「自分が何者かを見つけたり!」じゃないけど、このドラマでは、誰かが思い通りになれないまま死を迎えることの救いとして、「自己肯定」を描いているようにも感じます。
■清盛は、今回のピンチを、逆境を恨まず前に進むエネルギーで切り抜けました。一緒に走っていた人々の中で、清盛が今も走り続けていられるのは、その性質ゆえです。
しかし、そんな清盛もいずれは、どうにもこうにも自分では思うようにならない力の中で打ちのめされることになるわけで。そのとき、彼にどういう救いが与えられるのか、それとも与えられないのか。今後が楽しみです。

■最後にトピック。

1)いよいよ初期メンバーが池禅尼オンリー状態に。
…彼女の死が、前時代の締めくくりにもなりますね。どう描かれるのか。

2)兎丸、恋愛成就おめでとー!
…手を出さず、彼女が「こんなトシ(って自分で言ってましたよね)」になるまで引いてたんですね。いい奴。

3)みんなでお経書いてるシーンが楽しかった
…重盛が書いている様子を、じっと見ている知盛(だよね?)。やらかしちゃう教盛、代理人に書かせてる忠清…。みんなキャラが分かれてていいね。途中で重盛?が「無量義経」って書いてますが、敢えて「義経」の文字を書かせてるのには何か意味があるのかしら?って勘ぐっちゃった。
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by mmkoron | 2012-07-30 00:33 | 大河ドラマ「平清盛」


第29話「滋子の婚礼」

■突然ですが、みなさん朝ドラはご覧になってますでしょうか。
私はココ最近の5本くらいずっと観てるのですが、好きな順番に並べると、

てっぱん>カーネーション>ゲゲゲ>おひさま>梅ちゃん

です。おひさまと梅ちゃんは、兄2人が居なかったら順位逆転したかもしれない。
この順位の元になっているものが何かと考えたとき、

「主人公が変化するか」
「主人公の核となる資質が、欠点であれ長所であれ、私にとって好ましいものか」

の2点だと思います。私が「清盛」を好きだと思うのもその点なんだよなーと。
■私はいわゆる「乙女ゲー」をときどきプレイしたりしますが、そのときに「いい作品だなぁ」と「駄作ちゃうか」を分ける視点も、実はこれです。
「主人公に周りの登場人物があわせてくれて、主人公自体は特には変化しない(成長しない)」
ってのは、にんともかんとも。
いやー、いくら乙女ゲーが「私ひとりが特別扱い」気分を楽しむものだとしても、流石に少しは「私も周りとの出会いによって変化します」的なフォロー(言い訳)がないと、居心地わるいわぁ…と。


■前置きはこのくらいにして、今回のお話は「滋子のデキ婚婚礼」。
従来のイメージは、上西門院のところに出仕していたところを、彼女と同じお屋敷に住んでいる後白河に見初められて…って感じで、清盛もそのお膳立てをしているようなイメージだと思うのですが、今回は「二条天皇のもとに入れようと思ってたら、後白河にかすめとられた」という展開でした。
かすめとられた、って書くのは語弊があるか。滋子も同意のうえですもんね。
視聴者には「わけわからん人」として描かれている後白河ですが、だんだん私たちにも彼の内面が読みとれるようにしてくれてるのかな。今回は彼の性格がすんなり読み取れるお話でした。
■平治の乱でも、治天の君たる自分が主人公になれず、脇に置かれてる間に決着する。決着したらしたで、皆が「お若い二条天皇のもと、仕切りなおそうぜ!」モードで、自分が主役になれない。なんだよ結局、皇位継承レースから一人場外扱いで、歌をうたって暮らしてた頃と変わらねーじゃん…
…そんな状態で悶々と過ごす後白河。だったら政務に意欲的なトコロを見せればいいじゃん!って思うんだけど、この人、正攻法の生き方がどうにもできなくて、斜に構えたような挙動しかできないのです。
こないだも、「帝位を譲ってください、と打診されてるときは嫌だと蹴り、相手が言わなくなった頃にぽいっと帝位を投げ出す。」をやってました。とにかく自分がキックした、という形をとりたい。
そういう無駄なカッコつけやめれば?と思うのですが、この人すでに33とかそのくらい。今更自分のキャラクターを変えられないわけです。
あと、自分に正攻法で頑張っても結果を出せる力がない、ということもわかってるんだと思います。プライド高いから、こういう「特殊な人」キャラで自分を保つしかないんですよね。
でも、多分自分でもマズいやり方しかできてないなーってわかってるんでしょう。
■そんなときに目の前に現れたのが滋子。
彼女は、後白河に対して多くの人のように「こいつ、何も考えてねーな」という評価ではなく、「コンプレックスを歌ってごまかすしかない人」と評価しました。つまり、「考えていることがあるでしょ?」と後白河の心を覗き込んでくれたのです。
今までこういうリアクションをとってくれたのは乙前のみ。あとは、清盛ともどこか通じるところはありますが、しかし清盛は「こいつはめんどくせーな」と察知して(笑)距離をとっているので、彼を真正面から見ようとはしてくれません。
だから、後白河は滋子に素直になって惹かれたのです。
清盛の義妹だとわかって、引くような態度を見せたのは彼が真っ当に滋子を好きになった表れですね。ひねくれキャラの後白河だったら、「面白いことになったヒャハハ」と笑い出してもおかしくないですから。
しかし、彼は素直に滋子の行く末を案じたのでした。(って、だったら手をつける前に考えろよって思うけど・笑)
■この経緯を滋子の立場で見ていくと、めっちゃ私が前述した「駄作な乙女ゲーム」状態です。

今の常識に反発して、「好きな人とじゃなきゃ結婚しない!」と宣言する、“「自分」を持ってる”私。
そんな私を、「お前はほかの女たちとは違う」って、人間嫌いの時の権力者・後白河様が見初めてくれたの。


って感じですね。このままでゴールインしたら。
しかし、彼女は後白河とのゴールイン間近で、壁にぶつかります。唯一のコンプレックスだった癖っ毛が、ここで障害になります。
そもそも彼女が「私は私らしく」性格になったのも、この癖っ毛のコンプレックスへの自己防衛だったのかもしれませんね。滋子を有能な女房だと評価してくれた上西門院様ですら、院の妃にあがることには、「その髪では…」と難色を示す。
彼女の「私は私らしく」が許されている範囲と、それだけでは突破できない領域があることに彼女は気づくのです。また、好きになった後白河に迷惑がかかるかも、とわかってはじめて、彼女は「自分を通すことで、他人に迷惑をかける」ことをリアルに体感したわけです。

■さて、この滋子に対する清盛の反応ですが、当初、二条天皇のもとに彼女を差し出そうとしていた清盛は、滋子が勝手に後白河とデキちゃって子どもまで身ごもったことに「やられたー!」と苦みきった反応をします。
さらに応援するどころか、支援はしない、結婚したいなら勝手にしやがれ!と宣言します。
ここは、周囲を考えずに「私は、私は」を通そうとする滋子に対してザマミロと思う反面、かつて身分の違いを乗り越えて明子という妻を選んだ清盛とは思えない、と首をかしげたくなる反応ですよね。
■しかし、壁にぶちあたって自信をなくししょげてしまった滋子を目にして、なんでそんなしょーもないことでめげてるんだ!とイライラしちゃう清盛。
清盛は滋子の髪への評価を「くだらないこと」と一蹴します。滋子の「自分」を認めてくれているようで最後の最後で「世間」を取ってしまうのが上西門院様の反応だとすると、清盛はその逆です。
こうして、滋子は清盛の「癖っ毛が気にならない、他国(普段の文化ではない)風の衣装をまとわせる」作戦で、囚われかけた「世間の常識」から自由にされて送り出されます。
■この展開はよかったなーと思います。タイトルは「滋子の結婚」ですが、重要なのは清盛の描かれ方ですね。今回は「清盛は変わったけど、本質が変わったわけじゃないんだよ」という念押しの役目を持っているお話でした。
今までの辛い経験から学習して、平家の棟梁として生きることを決意し一門にもそれを課すようになった清盛ですが、土壇場では、彼の本来の価値観や情熱が出てくる。「そうなろうと努力して、そうしている」部分と、根っからの素直な部分の両方があるってことなんだ、と見せてくれる回です。
兎丸への「待たせたな」メッセージもそうですよね。だんだん権力自体を目標にしちゃってるように見えてしまうことに対して、「ちゃんと最初の目標を覚えてるよ」と念押ししてます。
あと、聖子ちゃんの回ではわかるようでわからなかった、後白河の性質が前回よりも描かれているという意味でも、物語の流れのうえで重要な回だったと思います。
■ただ、最初の目的を覚えているままの清盛であると、「平家が滅びる」という結末に持っていくのが難しいわけで…。どこかで「見失ってしまった」が描かれるタイミングがあるってことなのかな。この先が楽しみです。

では、ここでその他のトピック。
【家貞と美福門院様が死んじゃった…】
■どちらも、役目を終えて静かに消えていく…という描かれ方でしたね。特に美福門院様は、史実(私、この言葉すごい嫌いなんだけど。史実と事実と真実の混同が多いから。)もそんな感じなんだろうな、という消え方。
■私、今回の大河の白眉は鳥羽・璋子・得子の皇族ドロドロを描いたってことだと思ってます。今までって、皇族役は伝統芸能の人がわりとお上品に演じてて、たいていほかの登場人物に対して「この人は権力を握ってますよ」という承認をするだけの役ってことが多かった。
でも、今回は皇族もお話の本筋に関わって、ものすごくエグい動きをしましたよね。そこが新鮮だった。
でも、それでいて下品で奇矯なだけのエピソードにならなかったのは、鳥羽の本来のナイーブさであったり、あとは得子の
「キレ者だけど、行動原理はすべて“鳥羽院の役に立ちたい”。」
っていう描き方だったんだと思うんです。ナイーブな鳥羽がメッタメタに傷つけられているのを見て、「私だけはこの人の味方でありたい」と得子は思った。
彼女は非常に有能な人なんだけど、物語を通して、「鳥羽のイニシアチブを高める」「鳥羽の対外的な誇りを守る」「鳥羽の後悔を回収する」以外にその有能さを使ってないんですよね。
だから、人物にもエピソードにも救いがあると感じます。実際は「諸大夫の娘」扱いされることへの反発とか、「私が特別になりたい」意識とかもうちょっとあったんじゃないかと思いますが(高野山にゴリ押しで墓を作ったエピソードとか見るに)、それをあまり前に出さなかったのが、人物像をスッキリさせましたね。
よい最期だったと思います。役目を終えて、ようやく大好きな鳥羽院のもとにいけるね…ってねぎらいたい。

【基実&基房登場】
■基実が「うつくしい麻呂」じゃないー!! 私のイメージでは王子様っぽい麻呂であってほしかったのに…。あの険しい表情のおじさんに、盛子が嫁ぐのかと思うと不憫…(涙)。役者さんはまさかのグループ魂枠ですか!
■一方、基房はイメージどおり。滋子の結婚のときに、すげー空ろな顔してたのが印象的(笑)。きっと面白くないんだろうね。。。
細川さん、マロ眉もよくお似合いで。前回は重衡で、今回は基房かぁ。。。面白いところを突いて来るキャスティングですね。
重衡といえば。みんなでゴハン食べてるシーンで、ついに知盛までが烏帽子かぶって登場しましたね。知盛9歳だって。じゃあ次あたりで重衡も烏帽子かぶって出てくるかな。わくわく。


【相変わらず忘れられ役の経盛】
■いや、忘れてないよってアピールとしてコーナー作っとこうと思って(笑)。しかし、笛吹いたりしてて、繰り返し芸術志向であることは描かれてますね。
■一門会議メンバーはかなりわかりやすくキャラわけされてますが、次回ついに基盛が死んじゃうみたいですね。彼も「非常に素直にストレートに、視聴者の疑問や感覚を登場人物にぶつけてみてくれる」役割をずっと担ってくれてたのですが。彼が死んじゃうと、次は重衡とかがその役割になるのかな。
重盛は思ってても口に出さないタイプだし、宗盛は無理そうだし、知盛は視聴者目線よりはもうちょい重い思考であってほしいし。。。

【ここにきて兎丸の恋】
■後白河の手の早さと比べると、辛抱強いな兎丸…。
正直、彼ってどうしてずっと出続けてるのか意味がよくわからなくなってるキャラですよね。
今回清盛が「待たせたな」と言ってたけど、私には「待たせててごめんね、ちゃんとこの後動かすからね」っていう脚本家からのメッセージにも思えた(笑)。
■もしこのドラマが清盛が権力を手中に収めてそのあと変節していくというストーリーだった場合、兎丸は真っ先に変節に気づいて離反していく役割だと思うんです。
で、彼が目立った活躍の場もないのにずっとコンスタントに登場し続けてる理由って、物語がそういう展開をするからなのかなって勝手に想像してるんですけど、どうなんでしょうね。
■もしくは、平家が敗れて消え去った後に、彼の一番最初の夢だけを受け継いで育てていくって役割かなぁ。
「清盛。平家は、人は、滅びても、俺らの夢は滅ぼさへんで!」的な。でも、そっちだとキレイすぎる気がする。


次は、基盛と、後は崇徳院も崩御まで描かれるのかな? とすると、今回の年ごろからイッキに1164年くらいまで描かれることになりますかね。じゃあ池禅尼様もそろそろなくなるのか。
いよいよ初期メンバーがいなくなっちゃいますね。しんみり。
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by mmkoron | 2012-07-22 22:50 | 大河ドラマ「平清盛」


第28話「友の子、友の妻」 

■久々に感想を書きます。書いてないとこから順番に埋めていこうかなーとも思ったのですが、記憶が新鮮なほうを先に書いちゃったほうがいいと思いなおしまして。28→25→26→27の順番で埋めていこうと思います。
今回は、本編開始直前のCMで岡山でも清盛トークイベントやるという告知が! 饒舌じゃないほうの考証の先生がゲストでした。ドラマ本編のトークというよりも、背景知識のトークになりそう(そっちには実はあまり興味がない。ドラマの話だからこそ今、生で聴きたいわけなので。)な気もしますが、往復はがき出してみよう~。

今回のストーリーは戦後処理に特化してたのでスッキリしてました。あと、あっさりしてましたね。

1)義朝の最期
■自分達の本拠地である東に向かって逃亡した義朝。
そういえば昔、「なぜ日本人は北東に逃亡する傾向にある」ってのをTVで見たことがあったのを思い出しました。義朝の場合は東国が勢力圏だという理由があるので、別に日本人の習性ってわけじゃないんだけど。のちの木曾義高が、鎌倉を脱出してなぜか埼玉方面に逃げてくのが不思議だったんですよねー。
■義朝と一蓮托生な鎌田正清のほか、義平、朝長、頼朝の3人も父親に付き従います。しかし、この3人が次々に離脱していく。
まず最初に頼朝。父が源氏伝来の太刀・髭切(旧名:友切)を佩いていないことに気づいた彼は、父親に声をかけますが、義朝は心ここにあらず状態で返事をしてくれない。ひょっとしてお父さんどこかに落としちゃったのかな? ときょろきょろ探しているうちに、はぐれてしまいます。
従来の「寒くて馬上でうとうとしてる間にはぐれた」じゃなかったですね。
次に次男・朝長。彼はもともと傷が深かったのですが、途中、美濃の「青墓」でいよいよ進めなくなってしまいます。自分を置いていってくれ、できることなら他人の手にかかるよりも、お父さんの手で引導を渡してくれと懇願され、義朝はかつて父にはできなかった「手にかける」をやりとげます。
最後に長男義平。彼は父に再起を期してくれと願いつつ、自分も落ち延びて挙兵すると去っていきます。実際彼はこっそり都に潜伏したところを見つかって、近江方面まで逃げるんだけど最後に捕縛されて殺されちゃうんですよね。義平ですが、重傷の朝長を馬に乗せて、自分は引いてあげてるところに、残忍な勇猛さだけではないところを感じてちょっときゅんとしました。
■伝来の太刀、命そのもの、活力、それぞれの形で父の名誉を守ろうとした子どもたち3人を失って、そうして義朝がたどり着いたのは、知多半島。
土地勘のある人だと、「どうして岐阜から知多へ行くんだ?」って不思議ですよね。岐阜からだったらそのまま名古屋市内に入って熱田を頼るか、東国目指すかすればいいのにと。私、平治物語を読んでないのでそのへんのいきさつがわからないのですが、揖斐川あたりを下ってそのまま海路に入ろうとしたけど、天候が悪くて知多にいったん避難した…とかなのかなぁ。
■まぁそれはいいとして、正清の舅の治める地に逃げ込んで、一息のふたり。正清の舅である長田忠致は、疲れた二人にお風呂の用意までしてくれる気配りを見せてくれます。なんつー歓待。「ゴハンにする? オフロにする? それとも…」的新妻のよーな歓待ぶりです。しかし、義朝は気づいていました。
彼らを匿う気なんてないのです。
俺は足をかける場所を間違えた、もう木登りは終いじゃ。そう正清告げる義朝。タイミングよく、長田が「お風呂の用意をしましたので、太刀をお預かりします。」と告げます。そう。長田たちは2人を丸腰にしたうえで捕らえるつもりなのです。
ここが自分達の最期の地と悟った義朝と正清は、こっそり機をうかがう長田勢を払いのけ、庭に飛び出します。そこで刺し違えて死ぬのでした。「切腹」というお作法がない時代だから、死に方もいろいろバラエティーに富んでますよね。
失われていく義朝の視界に映るのは、「次は負けぬからなー!」と叫んで自分の背中を追っていた清盛の姿。…といっても、負われていた義朝には清盛の姿は見えなかったわけなので、声が脳裏に浮かんでいたのでしょう。「次などない戦に負けた」彼に聞こえたのがその声だったというのは、義朝にとってはせつないですなぁ。。。

2)信頼の最期
■信頼と成親は、後白河のところに逃げ込んで謝罪していたところを、清盛側へ引き渡されました。
後白河のところに逃げ込むってのが、甘いっていうのと同時に、後白河はマジでアホだと舐められてたんだろうなーと思っちゃいます。
ボロボロの2人をねぎらうかのように見せて、信西がかつて言い残した長恨歌(=無能な臣下を寵愛しすぎると国を滅ぼすよーというメッセージ)を謡って聴かせ、清盛サイドに引き渡す後白河。
最初は後白河と一緒に歓待演技しておいて、後で捕縛される2人を冷たく見ていた紀伊局が印象的でした。
どそれにしても、後白河が何を思ってこういう行動をしてるのか、いろいろな解釈が可能ですねー。

ⅰ)本当はどっちもバカだけど可愛い臣下なので、助けたかった。
  でもこの状況で清盛に逆らう気はない。引き渡すしかあるまい。
ⅱ)遊び相手としては重宝していたが、信西を殺したのは許せない。
ⅲ)あくまでも自分を立てるからこそ可愛がってた。自分を舐めて権力を握ろうとしたのは許せない。

引渡しの後に非常に苦々しい表情をしてたので、ⅰ)と解釈することもできなくはないんだけど、でもそう考えるには、清盛の権力がまだ完成されてないかなー。
ⅱ)だと「実は賢君」モード、ⅲ)だと主役が自分でないのがガマンならない自己中さんですよね。私はⅲ)かなって思うんですけど、どうなのかな。次回の滋子とのやりとりでそのへんの心情がわかるのかもしれないですね。
■そんなこんなで、六波羅に引き渡された2人ですが、成親は家成パパ時代からのよしみもあり、かつ現在は重盛を通しての姻戚ということもあって、断罪を免れました。しかし信頼は許されない。「おもしろくないのう」とつぶやく彼に、清盛は志のないヤツが面白く生きられるはずないだろと言い放ちます。で、斬首。
全体的に、信頼の扱いはアッサリしてましたね。キャラクターも、このドラマとしては伊藤忠清とか清盛弟のうち教盛や経盛レベルに単純化されてた。
平治の乱は「敵」を義朝に絞り込んで描いたってことなんでしょうね。
保元の乱が、誰か特定の人や陣営を敵としたというよりも、「運命のハードル」と対峙する感じだったのとは違って、シンプルに描かれてるなーと思います。


3)頼朝の処遇
■ドラマを観て、池禅尼がハンガーストライキして頼朝を助命しようとした理由が、「家盛に似ていたから」だけではなく、シビアな処断に徹することで無理をしている清盛の心的負担を慮ってのことだったのが、良かった。
血曼荼羅の件があったのに、ここで「家盛をころさないでー」だと、あのとき描かれた話が台無しじゃん!って思ってたので。
テンション上がったのにつられてうっかり水を飲んじゃった池禅尼のリアクションが可愛かった。
■池禅尼登場の前には、同じ年である頼朝と宗盛がしっかり比較されてました。初陣だったからちょっとショボくても仕方ないんだ…と自分を擁護しようとする宗盛に、うっかり私も初陣だったんですよーと返して逃げ場を奪ってしまう頼朝。あーあ。
この2人、この20年以上後に、今度は鎌倉でご対面するんですよね。逆の立場で。そこも描かれるのかな。伏線貼るのが大好きなこのドラマで、ここで宗盛と頼朝が対面したってことは、あるんじゃないかなーって期待してます。しかし、見るのがツラいシーンになりそうだな…。
■さて、そんなこんなを経て、頼朝の処遇が決まる日がやって来ました。
父が清盛の前においていったという髭切の太刀を見て、父の弱さに傷つき、早く殺して欲しいと願う頼朝。その彼の前に清盛は立ち、殴りつけます。清盛は目の前にいる頼朝ではなく、もう殴りつけることのできない義朝を殴りつけたのです。
ここからの流れがアツくていいですね。
保元の乱のときに、清盛は「生き抜いてこそ」を強く知った。だから、どんな形であっても武士の世を作り上げようとしている。しかし義朝は、「武士らしくあれた」ことに自己満足してイチかバチかの勝負を選び、結果的に舞台を降りてしまった(と、清盛は思っている)。清盛は、唯一同等の立場で「生き抜く」苦しみを理解し合えると思っていた義朝を失ったことに傷ついている。
セリフをきいていて、あーそういうことなのかと理解できました。
■ここで、義朝の死のシーンで入っていた、清盛の「次は負けぬからなー」とつながりました。
義朝は、あの回想をしながらなんとも言えない表情で死んでいきましたが、あれは「次」の勝負をもう清盛としてやれない寂しさだったんだなと。義朝は、あのときにはじめて「後悔」したんじゃないかな。「もっと長く清盛と競い合える方法を探してもよかったのかな」って。
正清と刺し違えるシーンでは思わなかったんだけど、ここで清盛のセリフをきいていて、義朝のあの表情とすんなり繋がった。
■いわば異業種の友である信西も、同業他社の友である義朝も失って一人残された清盛は、一人で夢に向かって進むしかありません。一人ぼっちで目指す夢は、楽しくて夢を目指すのか、楽しくて目指してた頃の自分の夢をかなえてやるという義務感なのか。それでも清盛は立ち止まらずに進んでいきます。頼朝はその背中を見つめるのでした。

4)常盤母子の処遇
■常盤は、子ども3人を抱えて逃避行。鬼若(弁慶)が彼女に隠れ家を提供し、出産できるように取り計らってくれたようです。しかし、関係者が次々に捕縛されていく今、見つかるのも時間の問題。
そこで彼女は、自分から清盛のもとへ乗り込んで、命乞いをする道を選びます。
鬼若はその決断に承服できませんが、しかし、通りすがりの庇護者でしかない彼が口を出すこともできないのです。
■で、結局常盤も3人の子ども達も命を救われます。ここで、清盛自身の出生を重ねてきたのが面白かった。そっか、確かに、今度は清盛が白河院の立場なんですよね。だとしたら、確かに殺せないわ。
清盛は、傷ついた自分の心を立て直して前に進むために、「どんな目にあっても、生きることを選択する」魂を探しています。だからこそ、頼朝を殺さずに、生きることを強いた。
常盤は、私は源義朝の妻だと言い放ちつつも、清盛の手篭めにされてでも生き抜いて子を守る覚悟を見せました。それこそが清盛を救う魂です。にやりと笑って常盤に覆いかぶさる清盛が、なんとも痛ましいというか何というか。はやく元気になってね。次回には元気になってるみたいですが。


5)その他
■今回って、あまり脱線がなかったのですが、師光の動向は気になりますね。
西光となった彼は、十数年ののちに、清盛の敵対者になっちゃうわけですが。今回頼朝を助命したこともその一因になるのかなー。
■あとは、安達盛長が初登場でしたね。このドラマでは池禅尼が手配したことになってるのかー。
平家サイドがつけた側近から始まって、やがて頼朝に心服して腹心になっていくって展開なのかな。それとも、もともと何か思うところがあって池禅尼の募集に手を挙げたって設定なのかな。今のところ分かりませんが、今後が楽しみです。
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by mmkoron | 2012-07-15 22:48 | 大河ドラマ「平清盛」

    

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