源平観戦日記


第4話「鞍馬の遮那王」

■いよいよタッキーの出番でしたね。正直なところ、「義経ってやや天然入ってる人だし、情感たっぷりに演じるキャラでもないから、下手でもさほど気にならないでしょう」とあまり期待してなかったのですが、思った以上に良かったです。
表情にバリエーションが少ないとは思いましたが、気になるほどでもなかったです。
この先上手になっていくんじゃないかしら。がんばれー。
■先輩僧侶に「武人の顔だね」と言われて、ルン♪となってるところが可愛かったっす。あと、英単語をトイレに貼り付ける受験生のよーに、兵法書を暗誦してるのも。
あの書物、何なんだろうと思って調べたところ、「六韜」でした。周の太公望が書いたとか言われてる兵法書っすね。暗誦してたのは、「竜韜」「虎韜」からの短いフレーズの寄せ集めのでした。ちなみに前者は戦略レベル、後者は戦術レベルの内容なんだそうです。
内容としましてはこんなカンジ。

1)勇ましく戦えば生き残るし、そうじゃなければ死ぬ。
2)敵の防御が手薄で、備えのないところを攻めれば、必ず脱出できる。
3)軍を率いるときは、必ず遠くまで偵察し、敵の二百里手前にいる時点で、敵がどこにいるかを把握せねばならない。
4)戦うときに「義」をアピールするのは、兵たちを励まして敵に勝つためである。
5)敵に勝つ者は、兵を動かす前に勝つ。
6)軍は警戒を厳重にすることで守りが固まり、それを怠れば負ける。


2)は脱出の話ですが、応用すると一の谷や屋島の奇襲になりそうですねー。


■さて。今回は弁慶も初登場でした。
維盛に「本当は自分は調停役として奔走していた、暴れてなんていない」ってなことを言ってましたが、すげなく追い返されて怒り爆発。平家の公達をターゲットに夜毎太刀強盗。

…調停役をするような人は、そんな物騒な逆ギレはしません。

本人が調停したと思ってるだけで、ホントは揉め事を大きくしとったんじゃないだろかと思わせる弁慶でした。そしてあの太刀を奪ってるときのうれしそーな笑顔ときたら!(笑)
■そうそうそうそう、維盛が出てましたね。資盛は意味のあるようなないようなアップだけでしたが、維盛はちゃんとセリフもありました。
ごめんなさい、私、維盛役の役者さんについては「とっさの英会話」のイメージしかなかったので、日本語はどうなんだろうと不安だったのですが(超失礼)、想像以上に貴公子然としてて良かったですよー!
セリフ回しやたたずまいも、時代劇に馴染んでたし。
弁慶を追い出す役でしたが、厭味っぽくも生意気でもなくて、マジメなお坊ちゃんの雰囲気だったのがまたイメージどおりでよかったです。
この維盛が大負けして凹むことになるのですね…わくわく(←意地悪)。
■他のシーンでは、知盛も出てましたね。知盛、「理知的だけど実は熱い人」のイメージなのかな? セリフちょっと聞いただけだけど、そんな印象でした。


■他では、後白河と清盛のやり取りが面白かったかな。
死にかけの病人相手に、嬉々として薬草レシピを語る後白河。「これは天日に干して…」って、すぐ飲める状態にして持って来いよ!
福原の別荘のことをさりげなく持ち出すあたり、ハラ黒で良い感じでした。
この二人、後白河のほうが若干ウワテに見えちゃうのは、役者さんの実力なのかしら、それともこの大河では後白河が策士として長けている設定なのかな。


■いよいよ次は五条大橋。ここからどんどん話の主軸が義経寄りになっていくのでしょうね。平家ファンとしては寂しいですが、でも楽しみ!
[PR]
by mmkoron | 2005-02-01 02:44 | 大河ドラマ「義経」

<< 第5話「五条の大橋」      「子午線の祀り」@大阪厚生年金... >>

源平関連の本・ドラマなどの感想文あれこれ
by mmkoron
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
最新の記事
カテゴリ
記事ランキング
最新のトラックバック
スキヤキ・ウエスタン ジ..
from 徒然独白 - 手鞠のつぶやき
小栗旬 カリギュラ 関連..
from 小栗旬 画像・動画 最新情報..
小澤 征悦『西郷隆盛』役
from 篤姫(あつひめ)大河ドラマ
リンクなど。
きよもりよりもよき
まみころの平家物語サイト。
あらすじ紹介漫画とか人物紹介など。



まみころのブクログ
源平関連以外の読書日記はここに。読む本にあまり偏りはないと思ってたけど、こうして見るとすごく偏ってる。
以前の記事
その他のジャンル